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マリナーズファン『菊池雄星ってどんな投手?』

年明けに、MLB.comのGreg Johns記者がマリナーズファンからの質問に答えるという内容の記事がアップされていました。

 

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(MLB.comより)


その中で、新たに加入することになった菊池雄星投手について、どんな投手なの?という質問にJohns氏が答えています。とてもざっくりですがこんな感じです。

 

多くの日本人投手とは違い、菊池投手は92~98マイル、概ね94マイル程度のファストボールを投げる左利きのパワーピッチャーです。彼のつける背番号18は以前は岩隈久志投手のものでしたが、菊池投手は三振を奪う能力では岩隈投手を上回ります。彼が岩隈投手に並ぶ成功を収められるかどうかは、4つの球種をきちんとコントロールし、打者を抑えることができるかどうかで決まるでしょう。

27歳の彼は、ファストボールの他に素晴らしいスライダーとまずまずのカーブ、チェンジアップを投げます。T-Mobileパーク(旧セーフコ・フィールド)が一般的に左投手に有利であるとされていることを考えると、菊池投手が健康を維持出来ればマリナーズに素晴らしくフィットするはずで、チームの投資に見合った活躍を見せるでしょう。

 

(マリナーズの本拠地球場は、開場以来長らくセーフコ・フィールドと呼ばれていました。2018シーズンまででシアトルの保険会社であるセーフコ社との20年に渡るネーミングライツ契約が終了し、来季からはT-Mobileパークとその名が変わります。)


T-Mobileパークは、もともと地理的要因で海からの湿った風が吹くため、ボールが飛びにくく投手有利の球場です。さらに過去は左中間が非常に深く、海からの風はレフトからライト方向に向かって吹くので、特に右打者に大変不利な球場でした。2013年に主にレフトからセンターあたりにかけてフェンスを改修し、左中間の深さは解消されたものの風は相変わらずなので、依然として左打者に比べると右打者は不利とされています。PFについてはESPNの最新のものを掲載したページが見られなくなっていますが、2017年も下から数えた方が早い球場でしたので得点、HRいずれも他球場より打者不利と言えそうです。そんな中、クルーズ選手は契約期間の4年で74本のHRをこの球場で打っているので大したものです。


右打者に不利ということは、巡り巡って左投手には有利、という理屈になります。(※左投手は左打者に対し有利、右打者に対し不利とされているため、右打者に対する不利を球場の特性で打ち消せれば、左右の打者どちらに対しても有利ということになります。)

2018シーズンの左投手と言えば、先発で埼玉西武にも所属していたベテランのルブラン投手とマルコ・ゴンザレス投手が素晴らしい活躍を見せましたね。また来季にはヤンキースから加入したプロスペクト、ユスタス・シェフィールド投手もメジャーのローテーションに入る可能性があり、菊池投手も含めると先発ローテが左投手ばかりになる可能性もあります。

それでは過去に所属した日本人左腕はどうだったかと言うと、実はそもそも所属したことがありません。投手はおろか野手でさえも左投げはおらず、菊池投手が初めての左投げの選手となります。是非とも頑張っていい結果を残して欲しいですね。


気になるのはやはり健康面で、2018シーズンは肩の故障により1ヶ月戦線を離脱しています。その前のシーズンはリーグ最多の187イニングを投げるなど通年で活躍しましたが、過酷なMLBのスケジュール、中でも移動距離が30球団トップと言われるマリナーズで180~200イニングを期待するのは厳しいところでしょう。そのため、マリナーズ側はローテーションの中でオープナーとしての起用を混ぜることを提案したと言われています。これによりイニング数を軽減し、故障リスクを減らすことを目論んでいるものと思われますが、変則的な最長7年の契約期間といい、ユニークな契約内容になっているようですね。


一時期の暗黒期は何とか脱したものの、近年はもどかしい成績が続くマリナーズ。ディポトGMは就任以来、異常なほどの数のトレードを成立させてチームを目まぐるしく変化させています。が、未だ成果は現れずにいます。今オフはカノー選手とディアス投手を抱き合わせてメッツに放出し、この先リスクの高い大型契約とチームのMVPの両方を手放しました。またSSのセグラ選手も放出したために再建モードに入るかと思いきや、この菊池投手との契約を含め早期に勝負に出る状況を作る編成を目指すようです。

来季はベテラン勢の復活→トレードでプロスペクトを補充しつつ、2020年か21年に向けたロースターの強化をしていくシーズンになるのでは無いかと思いますが、果たしてどうなることでしょうか。また、これだけトレードが好きなディポトGMなので、菊池投手も突然トレードされることもあり得ます。こちらも果たしてどうなるでしょうか。

来シーズン開幕戦は日本で、イチロー選手は出場するのか・・・その辺りも含めて、やっぱり日本と縁の深いマリナーズからは目が離せませんね。

 

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