さすがに毎日更新するのは厳しいですね・・・それでも、プロスペクトの動画や成績を見て将来像に思いを馳せるのはやはり楽しいものです。
今回は61位から70位までの10名です。
(1〜60位はこちら)
61位 ノーラン・ゴーマン(STL) 3B
A/18歳/2018年19位
Hit: 50 | Power: 60 | Run: 40 | Arm: 55 | Field: 50 | Overall: 55
昨シーズンSTLのドラフト1巡目で指名されたスラッガー。プロデビューした2018年はマイナー63試合で17HRと、早速持ち前のパワーを発揮しています。
スイングが速いですね!
62位 ジョシュ・ジェームズ(HOU) RHP
MLB/25歳/2014年1006位
Fastball: 70 | Slider: 55 | Changeup: 60 | Control: 45 | Overall: 55
2014年全体1006位が、昨シーズンついにメジャーの舞台へ。1000位以下の指名選手と言えば他にCHCのエドワーズJr.投手(2011年1464位)などが活躍していますね。
(MLB.comより)
HOUではシーズン終盤に昇格し、先発とロングリリーフをこなして結果を残します。しかし、ポストシーズンではLCS2試合に登板したものの強力BOS打線を抑えられず。平均球速97マイルを誇り、100マイル超えも記録するファストボールが武器。
63位 グリフィン・カニング(LAA) RHP
AAA/22歳/2017年47位
Fastball: 60 | Curveball: 60 | Slider: 55 | Changeup: 55 | Control: 55 | Overall: 55
球の出どころが見えづらいフォームから4つの球種を操るバランス型のスターター(このフォームはちょっとカープの薮田投手に似ている?)。
昨シーズンはA+からAAAまでステップアップしました。LAAの先発ローテは今季もかなり苦しむことが予想され、カニング投手にとっては大きな飛躍のチャンスと云えるでしょう。
64位 ユスニエル・ディアス(BAL) OF
AA/22歳/2015年IFA
Hit: 55 | Power: 50 | Run: 50 | Arm: 55 | Field: 55 | Overall: 55
昨シーズンのフューチャーズゲームで2打席連続HRをマークした、打撃と選球眼が光るキューバ産OF。
夏にマチャド選手獲得のため他4選手と共にBALへトレードされました。マイナー通算盗塁企図63度に対し成功28、成功率が44.4%という驚きの低さ。
65位 ダニー・ジャンセン(TOR) C
MLB/23歳/2013年475位
Hit: 55 | Power: 45 | Run: 30 | Arm: 50 | Field: 50 | Overall: 55
昨シーズン、メジャーで31試合に出場。選球眼に優れたラインドライブヒッターで、マイナーでもメジャーでも安定して高い出塁率を記録しています。守備では持ち前のブロッキング技術に加え、ここ数年でキャッチングとフレーミングの能力も向上しました。しかし盗塁阻止率の低さが弱点で、メジャー初年度は15.2%という結果に。
66位 ジョナサン・ロアイシガ(NYY) RHP
MLB/24歳/2012年IFA
Fastball: 65 | Curveball: 55 | Changeup: 55 | Control: 55 | Overall: 55
ニカラグア出身の右腕。2012年にSFと契約し翌年夏にプロデビューしますが、以降2年間は肩の故障でプレーできず、2015年にリリースされます。翌年、トライアウトを経てNYYと契約するも今度は1度登板しただけで肘を故障しTJ行き・・・しかし、そこから復帰するとわずか2シーズンでRkから一気に駆け上がり、昨シーズンは見事メジャー昇格を果たしました。苦難の多かったであろうこれまでの野球人生ですが、今季は大きく花開いて欲しいですね。
どうも故障のリスクが高そうな投球フォームに見えます・・・いわゆる『アーム式』に近いような・・・。
67位 ノーラン・ジョーンズ(CLE) 3B
A+/20歳/2016年55位
Hit: 55 | Power: 55 | Run: 40 | Arm: 60 | Field: 50 | Overall: 55
打撃で高い評価を得ている3B。特に出塁能力は素晴らしく、遅いカウントまで辛抱強く待つスタイルで三振がやや多いものの、デビューから3シーズンの通算OBPは.410、BB%は16.88という成績を残しています。また広角に打つことも得意で、しばしば逆方向へのHRも見せます。
(MiLB.comより)
68位 ブルスダル・グラテロル(MIN) RHP
A+/20歳/2014年IFA
Fastball: 70 | Curveball: 50 | Slider: 60 | Changeup: 45 | Control: 50 | Overall: 55
もう名前からして迫力満点ですが、力感の無いフォームから繰り出すファストボールは動画のとおりかなり速く見えます。
まだ20歳と伸び盛り、更なる成長が期待出来そうですね。2016年にTJ済み。
69位 ダスティン・メイ(LAD) RHP
AA/21歳/2016年101位
Fastball: 65 | Curveball: 60 | Cutter: 55 | Changeup: 50 | Control: 55 | Overall: 55
LADの投手プロスペクト筆頭。夏のマチャド選手獲得トレードの交渉に際して、BALはこのメイ投手をパッケージに含めるよう要求していたようです。LADは大型トレードを試みる場合でも本当にチームに必要なプロスペクトは出さない方針が見ていてよく分かりますが、ここまでプロスペクトの目利きについては大成功と言えます。メイ投手の本格的なメジャーデビューは現実的には来季以降になりそうですが、チームの期待に見事応えることが出来るでしょうか。
動画は昨シーズンAAでのHOUカルロス・コレア選手(故障からの調整中)との対戦。なんだかブロンソン・アローヨ投手を見ているようですね・・・。
70位 ギャビン・ラックス(LAD) SS/2B
AA/21歳/2016年20位
Hit: 55 | Power: 50 | Run: 60 | Arm: 55 | Field: 50 | Overall: 55
AAまでステップアップした昨シーズンは、その前のシーズンのスラッシュライン.244/.331/362(A111試合)から.324/.399/.514(A+、AA116試合)と打撃面で大きな成長を遂げました。なお、この3部門の成績は全マイナーリーグのSSの中でいずれもトップとなっています。
走力もあり、メジャーで20-20を見込めるポテンシャルがあるとの評価。現在は主にSSを守っていますが、キャリア208試合で失策61を記録しており、将来的には2Bに落ち着くとも言われています。
あと30名!