いきなりビックリ、指揮官が退場してしまいました。
菊池選手の走塁はどう見ても次の塁に進もうとする挙動を見せていないので、駆け抜けたのと同じ扱いになると思っていたのですが違うんでしょうか?フェアゾーンに入ったかどうかではなく、2塁へ向かう挙動を見せた瞬間にタッチプレーが有効になるとずっと思っていました。
なんて思っていたら、どうも審判は『進塁の意思あり』と判断したみたいですね。これはちょっと微妙ですね・・・。菊池選手はタッチをかわそうとしているので、進塁しようとした上でそれを中止して(挙動としてはそのように見えませんが)そういう動きになったのか、無意識にかわそうという動きになったのかが分からないので何とも言えません。
いずれにしろ、緒方監督は抗議により退場処分となりました。まあ納得いかないですよね。
ざわつくスタジアムの空気をいきなりぶち破ったのが、このゲームの始めと終わりを決めたバティスタ選手。初回のホームランは右方向へ、自慢の怪力で押し込みました。純粋なパワーだけならプロ野球界ナンバーワンだと思うんですよね〜。乗ってくれば鈴木選手との3、4番コンビは途轍もない破壊力になりますね!
先発のジョンソン投手、結果的には6回を無失点。なかなかリズムに乗れないながらもしっかりと試合を作ってくれました。いつも大事な試合で頼りになるのはジョンソン投手です。まだまだ悲願の日本一まで、頑張ってもらわないといけませんね。
しかし7回、現状リリーフで最も頼れる一岡投手が巨人打線につかまります。丸選手の見事なバッティングで逆転されてしまいました。
しかし、丸選手に打たれたことでカープ打線がまた発奮するんじゃないかと密かに期待していたファンの方は結構いたんじゃないですかね〜。少なくとも私はそうでした。
で、期待通りにすぐウラに同点にしたわけですが、2死から田中選手と會澤選手の連続二塁打での得点でした。
やってくれたぜ田中選手!!その前の打席でもヒットを打っており、この二塁打の次の打席でも鋭い当たりを飛ばしました。だいぶ待ちましたが、もうすぐ戻ってきますよ!!
そして試合は延長10回ウラに決着。
この回から登板した巨人・野上投手はコントロールが安定せず、球がフラフラと真ん中に集まっていてカープにとっては絶好のチャンスでしたね。會澤選手は激甘な球をミスショットしましたが、続く野間選手はこれまた激甘な球をハードヒットしてライト前へ。菊池選手が送り、2死でバティスタ選手へ。
1球目、アウトローへ明らかなボール。
2球目、真ん中低めの変化球、物凄いフルスイングで空振り。
個人的にはこの空振りが結構効いたかな、と感じました。
3球目、炭谷選手はインコースに構えます。しかしあの空振りに怖気付いたのか?野上投手はインに投げ切れず外低めに外れるボール。
解説(ゲスト?)の黒田さんも、ここは高低はどうでもいいのでインコースというラインは外してはいけない、とおっしゃっていました。ここでバティスタ選手は駆け引きの上で完全に優位に立ったと思います。
4球目、バッティングカウントになったのでアウトローのギリギリへ決めたいところ、警戒するあまりまたも完全なボールに。
ここでカウントは3-1。
勝負に行くか、歩かせて続く鈴木選手も敬遠して満塁策で西川選手勝負か、選択はバティスタ選手との勝負でした。
5球目、投じたのはフォーク。が、中途半端な低さになり、バティスタ選手の餌食となりました。
それにしてもあの打球はとんでもない速度でしたね・・・ボール変形してんじゃないかってくらい。あれがスタンドまで行ってたら人が死にますよ。(笑)
ということで嬉しい嬉しいサヨナラ勝ち!今シーズン初のクレートさんが見られる!と思っていたのですが・・・あれ?クレートさん物凄いパワーアップしてない!?
クレートさんめちゃくちゃパワーアップしてないか・・・?と思ったら懐かしのフェリシアーノ氏なんですね。
— baseballlll@カープ応援垢 (@baseballlll4) 2019年5月4日
通訳はクレートさんより酷(略 pic.twitter.com/ri21um4Xwo
いやいやクレートさん、現在は奥さんの出産と子育てがあるということでドミニカへ帰国中でした。代役はなんとあのフェリシアーノ元投手!肝心の通訳は(そもそもクレートさん通訳じゃないしフェリシアーノさんも多分違うんですが)クレートさんとはまた違った味があって良かったですね。(笑)
これで久々のカード勝ち越し。
8連勝→4連敗→3連勝と何とも落ち着かない日々ですが、明日の先発は今シーズン初の登板、中村祐太投手。床田投手の活躍もいい刺激になっていると思いますし、この勢いに乗って首位を3タテと行きたいですね!!
高コーチの佇まいがなかなか様になっていました。次期監督かな?
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