baseballlll’s blog~カープとMLB。

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広9-4ヤ よく打った。のか?



今日の球審、ゾーン狭かったですね・・・こういう時は、必然的に点の取り合いになります。

 

初回から野間選手の四球、菊池選手の見事なライト前ヒットでいきなりチャンス。1死2、3塁として鈴木誠也選手の犠牲フライで先制。しかし、この回はもっと畳み掛けられそうな雰囲気があったのでビッグイニングに出来なかったのには物足りなさが残りました。

 


その後、カープ先発の野村投手もゾーンの狭さに苦しみました。球威で抑えるタイプではない投手の場合、とても厳しいピッチングを強いられます。結局ヤクルト打線を抑えることが出来ずに早々に降板。これはいい判断だったと思います。

 


今日の試合、野間選手が先頭打者として非常に効いていました。出塁すると常にヤクルトバッテリーにプレッシャーを与えていましたね。現在まで盗塁成功率が7/7で100%なので、相手の警戒も高まります。田中選手は盗塁成功率が基本的に低いので、この点は野間選手にはシーズン通して高い成功率を保って盗塁を重ねて欲しいですね。

走塁については、DELTAによるとwSB(盗塁による得点貢献)がリーグ2位、UBR(盗塁以外の走塁による得点貢献)がリーグ1位と非常に高い貢献をしています。野間選手最大の強みと言っていいでしょう。(しかしこれだけ走塁はいいのに守備、特に守備範囲は非常に残念な指標が出ており、丸選手から大きくグレードダウンしています・・・。)

打撃では相変わらずハードヒットが少ないですが、大切なのは出塁すること。徐々に1番にも慣れてきたのでしょうか、打席での内容も良くなってきています。最終的にシーズン通してどの程度の出塁率を残せるかがカギですね。

 


点の取り合いが続き、5回終了時点でスコアは7-4。

ここで6回表に登板したのは九里亜蓮投手、1イニングを完璧に抑えました。ここ重要!!点の取り合いが続いている流れの中、ここを抑えたことで試合がグッと引き締まり、結果的にヤクルトはこの6回以降、9回2死までランナーを1人も出せなかったのです。九里亜蓮投手の勝ちパターンへの完璧な繋ぎが、カープの勝利を決定付けたと言ってもいいと思います。


8回ウラ、ヤクルトの風張投手は鈴木誠也選手に死球を与えた後、會澤選手へも頭部付近に投げてしまうという一幕がありましたが、いずれも離脱につながるようなことにならなくてよかったです。コントロールミスをするのは仕方ないとは思いますが、点差を考えるといくらなんでも二度は有り得ないだろう・・・と思ってしまいますね。


中崎投手は結局9回3アウトを締めくくるのに30球を費やす始末。私も当ブログで言及した事があり、今日解説の山内さんもおっしゃっていましたが、クローザーとしては奪三振能力が低いのが苦しいですね。これはピンチの場面になると特に結果に現れてきます。果たしてシーズン通して信頼できるのか・・・多少不安なところです。

 


そして今日のヒーローインタビューは安部選手でした。妥当か?と言われると違う気もしますが、まあそうなりますよね。

 


中盤までの点の取り合いを制して、貯金を今シーズン最大の2に増やしました。貯金を作った次の試合を勝った、というのはとても大きいと思います。いい流れで大瀬良投手に繋ぐことが出来ましたので、カープとしては理想的な週のスタートとなりました。今日の試合終了時点で、首位巨人とは2ゲーム差。序盤の不調だった記憶がまだ間近にあるので、何だか変な感じがするのは私だけでしょうか・・・。

 

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