なんだろう？これ負のループ入った？
もう入ってるか。（笑）
カープ先発の山口投手は今日はイマイチのピッチングでした。変化球が高めに浮き、全体的にコントロールもバラバラ。特に勝ち越し点をもらった後の投球は緒方監督が怒るのも無理はない内容でした。結局4回で降板。まだまだ勉強して、成長しなきゃいけませんね。でも配球次第でもっと何とかなったと思いますが・・・。
打線は今日も1番・ショートに小園選手。溌剌としたプレーが今日もチームを活気付けます。足が速えぇ！！！
先制されたものの、何となく得点の雰囲気が出てきた打線はすぐさま追いつくと、3回、2アウトから西川選手がライトポール直撃の勝ち越し2ラン！
このホームランは解説の野村謙二郎さんも『素晴らしい！』と仰っていたように、本当に見事な一発でした。フルカウントから内角高めの厳しいコースに来たファストボールを素早い反応と回転でしっかりと捉えて、且つファールにならなかったのは凄いの一言。普通なら手が出ないか、始動が間に合わず振り遅れて三振、よくてファールでしょう。技術と読みの詰まった、最高の一打でした。
その後は6回に島内投手が作ったピンチを、昨日に続いて似たような場面での登板となった中村恭平投手が同点タイムリーを浴びて同点。しかしそのウラに頼りになる會澤選手が再び勝ち越しとなるタイムリーで4-3。鈴木誠也選手にも結果が出始め、走塁でも良い活躍を見せてようやくチームが乗ってくるかな〜という雰囲気が出てきました。
8回、ここ最近は毎度ヤバいピンチを作っているレグナルト投手が今日も大ピンチを作りましたが何とか切り抜けてリードをキープ。正確な数値は調べていませんが残塁率がかなり高くなっていそうで、揺り戻しが怖いです。このピンチを乗り切って、今日はもう勝つだろう、と思っていたんですが・・・。
9回、昨日は同点にされてしまったフランスア投手。1アウト後、平凡なショートゴロを小園選手が送球エラー。嫌なところでミスが出てしまいました・・・。続く吉田正尚選手に低めのストレートを逆転2ランとされてしまいます。小園選手にとっては最悪の結末。
中村恭平投手もそうでしたが、パ・リーグの打者は150キロ超のファストボールを普通に打ち返してきますね。特に低めに行くと当たり前のように引っ張ってきます。
9回ウラ、何の巡り合わせか2アウト後に小園選手に打席が回ってきます。ここで同点ホームランでも打てば、前田智徳選手のような伝説のエピソードになるんでしょうが、プロの世界はそう甘くはありません。
またも初戦を落としてしまいました。今日は個人的な感覚ですが、本当に普通に勝つんだろうなと思っていた試合でした。序盤から流れも良く、先制されても追いつかれても、復調気味の打線が何とかしてくれるだろうと思わせてくれる雰囲気がありました。
なので、なんだか負けた気がしないんですよね・・・。
だんだんとリリーフ陣の様子が怪しくなってきましたが、昨日と同じく7回から早めの守備固めに入りました。その守備固めで投入となった野間選手は攻撃での貢献が投手以上に期待できず、おまけに今日は送りバントも出来ない始末(なぜか送った形にはなりましたが)。リードしているとはいえ点差はたったの1点、守備を固めるよりも可能な限り追加点を挙げたいと思うのは私だけでしょうか・・・。
打線は少しずつではありますが繋がりが出てきた中で、バティスタ選手の低調さが非常に目立ちます。延々とアウトコースに投げられ続けて、同じように空振りを続けて三振。全部見逃せば明らかなボール球で四球を選べそうなのに、遥か彼方にあるボールを捉えようと振り続けてしまっています。今日の第1打席での犠牲フライは単なる山岡投手のコントロールミスでした。
打線全体に言えることですが、最近四球を選ぶことが少なくなってきている気がします。不調だから積極的に振って早めに調子を取り戻そうという思惑なのでしょうか。この辺は難しいですねえ。
そして小園選手。今日はいい勉強になったことでしょう。でも今日の失敗から、ミスを恐れるようなスケールの小さな選手には絶対になって欲しくないです。せっかく素晴らしいスピードも持ち合わせているのですから、巨人の坂本選手のような多くのアウトを取りに行く攻撃的な守備をするショートになってほしいと思います。それでも今日のエラーは非常に単純、一軍レベルのショートならまず犯さない基本的なミスですから、そこはしっかりと反省して練習に取り組んでもらいたいですね。
カープは今日の試合で、なかなか難しい課題に直面することになりました。明日の先発はアドゥワ投手。これまでのリベンジを期待していますよ。
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