・試合。
ジョンソン投手、流石の出来でしたね。チームの状況に流される事なく淡々と自分の投球をすることが出来るのが彼の強み。エースたるもの、こうあるべきでしょう。大瀬良投手もエースのポテンシャルはありますが、もう一段上のクラスの投手になるにはジョンソン投手を見習って欲しいですね。
で、打線はまあいつも通りです。もう、こんなもんだと思います。過度な期待をかけるのは間違いというものです。ソフト面での解決を目指しているようですが、打開出来る見込みは本当にあると考えているんでしょうね。
こんなところでどんな素人考えを披露しようが当然何も変わるわけはありませんので、我々ファンは信じるしかありません。信じるというか、盲信ですね。ファンというのは盲信以外の選択肢が無いという事に気付かされました。
今日のカープは何とかかんとか1点を取ったものの、ここ最近の流れからするとどう考えても勝ちには足りません。怪しげな雰囲気漂う中、8回ウラにドラマが待っていました・・・逆の意味で。
セットアッパーとしてここまで防御率0.44を誇る頼れる左腕・レグナルト投手。しかし、中日の絶好調1、2番に連打を浴びてピンチを迎えると、2アウト満塁まで乗り切ったものの連続押し出しを与えて(でもあの3球目は絶対ないわ!!怒)逆転を喰らいます。1、2番の働きってこういうものですよね。
レグナルト投手は素晴らしい防御率に加え、奪三振率9.58、被打率.182、WHIP1.16といずれも優れた数値を残していますが、欠点は与四球。41イニングで22の与四球と、ここに関してはハッキリと悪い数字が出ています。そのため、満塁とした時点で押し出しのリスクはかなり高かったと言えます。しかし、それでもここまで多くの勝ち試合や、困った場面でこれだけ貢献してくれたこのタフネスリリーバーのことを責めるファンはいないでしょう。どんなに凄い投手でも失点する事は必ずあり、レグナルト投手の場合はそれが今日の試合だったというだけの話です。タイミングが良かったか悪かったかを、今ここで判断する術もありません。
9回、何とか最後の執念を見せようというものは感じましたが、悲しいかなドラゴンズの勝ちへの必死さと比べあまりに物足りなく見えてしまい、余計に惨めな気持ちにさせられました。
・会見。
試合後には緒方監督の会見が公開されましたが、特に驚くべきものは何もありませんでした。しかし、誰が見ても今一番の問題である打線については相当あやふやな問答でしたね・・・しかも、その前の先発やリリーフにも問題があるような言い方(もちろんどちらも完璧な状態とは言えませんが)は、攻撃の問題についての対策は結局今のところ何もなく、そこへの焦点をぼかすために言ったのではないかと疑ってしまいました。
また、本当の意味での勝負は夏場ですってもう夏場突入してるんじゃないんかい!って突っ込んでしまったのと、連敗はしているけど、最後まで自分たちの野球をやるという気持ちを持って戦ってもらうってところも結局また自分達の野球かい!ってズッコケてしまいました。自分達の野球をやって玉砕するのは誰も望んでいません・・・。
・そして後半戦へ・・・。
交流戦が終わり、リーグ戦が再開してオールスター休みまで1勝も出来ませんよなんて予言されて信じるカープファンは1人もいなかったでしょうが、そんな事になってしまいました。チーム記録は13連敗、達川監督の頃ですが、その記録ももう目前。もし記録更新せずに連敗が止まったら、ちょっとだけ残念な気持ちになるかも知れませんね。(笑)
オールスター休みが明けて後半戦は15日の月曜日から始まります。それまでカープの試合はありません。毎日毎日フラストレーションばかり溜まって、負け試合には触れたくないからニュースも新聞も一切見ず、ネットニュースも極力シャットアウトして短期的に世間との壁を作ってしまっているカープファンは私を始め多そうです。それが負けっぱなしのまましばらく休みとなると、この憂鬱の持っていきどころがありません。おまけにこの期間、ネットニュースなんかは『広島はなぜこんな事になってしまったのか?』みたいな記事で溢れかえるはずですよ。(笑)皆さん、くれぐれも警戒レベルを落としてはいけませんよ!
・・・オールスターゲームって皆さん見てます?私にはさっぱり面白さが分からなくて、オマケにカープの選手達にケガでもあったらどうしようなんて事ばかり考えてしまうんですよねえ。(笑)今回もカープから結構出ますが、ベンチでの様子は気になりますね。野次馬根性的な。
それでは皆様、後半戦までごきげんよう。
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