終わった・・・レギュラーシーズンが。
継投は結果論です。
しかし、今日の試合の継投はこの1試合を勝つ、というべきものでは無かったことは事実だと思います。
短期決戦などの総力戦では、先発投手の勝ちの権利や連投酷使など関係なくチームの勝利が最優先されます。
クローザーが序盤から登場して3イニング投げたり、エースがリリーフで出てきて最後まで投げ切ったりと、投手起用についてはなりふり構わず手駒を使っていくという事がよく見られます。
今日の試合は、絶対に勝ちに行かなければならない特別な一戦。
さらに終われば次のCSまで日程が空くという、無茶な起用も許容される状況でした。
残念ながら、そういう起用はありませんでした。
ジョンソン投手を責めることは出来ないでしょう。
100球到達間際で崩れましたが、このプレッシャー、そして打線の援護が無い中での投球は消耗も激しかったと思います。
70球くらいを目処に、勝ちパターンを先に投入するなりリリーフ待機していた床田投手や野村投手に繋ぐなり、やり方はあったでしょう。
ただ、投手陣の中で最も信頼のおけるのはジョンソン投手であることもまた事実であり、難しい判断ではあったかと思いますが。
打線の方は決め手に欠け、点を取るべきところで取れずに終わりました。
1番の西川選手が3出塁しながら1点というのは寂しい限りです。
最終回、赤松選手が守りに就いてマツダスタジアムが沸きましたが、こういう試合で勝って送り出してあげられないというのは・・・。
二重に情けない、レギュラーシーズンの終わりでした。
試合後には赤松選手の引退セレモニー。
本当に色々なことがあった選手生活、お疲れ様でした。
プロ野球選手としてのキャリアは終えますが、指導者としてカープにまた戻ってきてくれると思っています。
その技術と、どんな困難にも耐えうるスピリットを、カープに還元してほしいですね。
さて・・・CS行けるのか??