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緒方監督の『来季はペナントを奪還』という建前。



レギュラーシーズンが終わりました。

 

今季のカープは70勝70敗3分、ちょうど5割でレギュラーシーズンを終えることとなりました。

勝ち星は昨シーズンの82から12個減り、23の貯金はゼロに。

 

引退やFAで三連覇の主力選手が複数いなくなった割に、それを埋められるほどの新戦力の台頭は見られず、こういう結果に終わったと結論付けたいところですが・・・この結果の原因はまたの機会に色々と見ていくとしましょう。

 

 

 

さて、昨日の試合後の赤松選手引退セレモニーに先立っての緒方監督の挨拶に、『来季はペナント奪還を』という旨の言葉がありました。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190928-00000066-spnannex-base

シーズンを戦う以上、それが現実的であろうがなかろうがひとまず優勝を目指す、とコメントする事はチームの士気を考える上でもある程度仕方のない事だと思います。

 

しかし現実的にこれから起こることを考えると、FAによるさらなる選手の流出、巨人を始めとしたライバル球団の補強による戦力上積み、という内外の環境の変化により、来シーズンは今シーズン以上に厳しい戦いを強いられることは明らかです。

球団の方針が大きく変わってFA市場やトレードで大補強でもすれば話は別ですが、カープファンなら誰もが、そんな事はしないと予想するでしょう。

 

リーグ連覇を果たすような強いチームが毎年のようにその戦績を維持するのは、現代のプロ野球のシステムでは巨大な資金力がなければ不可能です。

あるいは素晴らしいスカウトの眼と育成力に加えて世代交代が何度も成功すれば可能かもしれませんが、それは奇蹟を願うようなものです。

 

『ペナントの奪還を』とは言ったものの、来シーズン以降しばらくの間のカープは無理に優勝を狙っていくよりも、チームに多くいる若い原石たちをより磨き上げていく期間としたほうがまた強いチームを作る上で有意義なものになると私は考えます。

 

当然、その中で優勝争いが出来ればより良いですが、そうなったとしても中途半端に勝負をかけるよりもじっくりと若手を中心に競争させ、経験を積ませ、強固な土台造りに努めてその後の黄金期の再来を期待したいです。

助っ人獲得にしても、即戦力より今のドミニカン中心に伸び代のある選手に対応力を積ませて行った方が、中長期的には安定した成績を見込めるでしょう。

 

ベテラン勢は年齢的な衰えによる成績低下は避けて通れないでしょうが、三連覇の経験は非常に貴重な財産です。

若手と競争させつつ代打の切り札として起用するなど、出来るだけその経験を若いチームに還元できる環境をつくりたいところですね。

 

 

カープにとってのこの先最大のイベントは、2022年オフになると思われる鈴木誠也選手のFA。

彼の力はカープ悲願の日本一獲得には絶対に欠かせないものです。球団の歴史上でもトップクラスのスラッガーが在籍している内に、なんとしてでも日本一を取りたいものです。

 

そのために、来シーズンはひとまずしっかりとチームの地力をつけて欲しいと思っています。

それだけの価値ある素材はたくさん揃っているのですから。

 

 

 

・・・だって、巨人は今季のオフも更に補強してくるのは間違いないんですよ??

来シーズンは呆れるようなオールスターチームが出来上がっても不思議ではありません。恐ろしい話です・・・。

 

カープがそれに対抗するには、またスーパースターをいっぱいいっぱい育てなきゃならんのです。

冬が明けて春になったら今いる若手が全員とんでもなく成長していたとか、そう簡単に上手くいくわけがありません。

我慢して我慢して、また強い、めちゃくちゃ強いチームを作りましょう!!

 

 

という、何の足しにもならない素人意見でした。

 

CS、厳しいか・・・??

 

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