朝、起きてスマホでTwitterをチェック。
今日の試合前の様子と、スターティングオーダーはどうかな・・・。
フォローしているジョン・モロシ氏とジョン・ヘイマン氏のツイートで、シャーザー投手にアクシデントが発生したことを知ります。
そしてMLB公式のツイートにて。
Max Scherzer (spasms in neck and back) will not start Game 5 for the Nationals. Joe Ross will take the mound tonight. #WorldSeries pic.twitter.com/eOkea3McJc
— MLB (@MLB) 2019年10月27日
そのままMLB.comのサイトでスターターを確認すると、シャーザー投手ではなくジョー・ロス投手に書き替えられていました。
先発登板回避。
首の故障と背中の張りにより、朝起きたときにはベッドから転げ落ちるしかなかったというシャーザー投手。よほどの症状だったと見えます。
今シーズンは7月に背中の故障で離脱した時期がありましたが、関係があるのでしょうか。
よりにもよって、ナショナルズにとっても、シャーザー投手にとっても、こんなタイミングでこんな目に遭わなくても・・・会見では心身ともに非常に辛そうな様子でしたが、なんと残酷な・・・。
超大型契約を結んでナショナルズに入団して以来、その高額な報酬に充分に見合った活躍を続けていたシャーザー投手。
それだけでなく、ここ何年も前評判の高さと充実した戦力の割に全く成績の上がらないチームを鼓舞し続けてきました。
今シーズン途中には優勝を狙えるチームへのトレードが現実味を帯びた時期もありました。そこから本人は故障離脱、その後の苦しい時期もありながら、チームは快進撃。
予想外のワールドシリーズ進出を果たし、シャーザー投手にとってもキャリア初のチャンピオンリング獲得に向けてモチベーションは最高潮に達していたと思います。自身のポストシーズンでの投球が今回のそれを迎えるまではイマイチだったのが、気合満点の踏ん張りで良くなってきたところもその表れでしょう。
それなのに、野球の神様はあまりにむごい。
超大型契約で入団して、チームがパッとしない時でも1人圧倒的な成績を残し続けて5年間。遂に初のチャンピオンリング獲得が成るかも、しかもこれがキャリアで最期のチャンスかもしれない。自分が先発する大一番。そんな日に朝起きたら身体が動かないって、辛すぎるよ神様・・・。#ワールドシリーズ pic.twitter.com/1GwfSKzVIz
— baseballlll@たった今このAKAの子舞いたった (@baseballlll4) 2019年10月28日
シャーザーは本当にめっちゃ頑張ってくれたんだよ・・・超大型契約結んだ選手はそれに見合う成績残せなかったり、薬物使用が発覚したり、年単位で試合にすら出てない選手もいる中で多分一番頑張ってるんだよ・・・。
— baseballlll@たった今このAKAの子舞いたった (@baseballlll4) 2019年10月28日
悲しい。ナショナルズ頑張れ。シャーザーのために頑張れ。
痛み止めなどの処方により、第7戦には登板する意思を示していますが、その結果キャリアに重大な影響を及ぼすのではないかと心配です。しかし本人はその大きなリスクを冒してでも、チャンピオンリングを手にしたいと思っているはず。
シャーザー投手は、将来の殿堂入りはほぼ間違いないでしょう。彼のキャリアに足りないものと言えば、チャンピオンリング、ただそれだけですから。
長い前置きでしたが、試合は・・・。
大エースのいないチームに容赦なく牙を剥いたアストロズ打線が先制、中押し、ダメ押しと理想的な展開でリードを拡げ、守っては先発のコール投手が流石のピッチング。二度はやられない、隙のないパフォーマンスを見せました。
要するに完敗、の一言です。
結局ワシントンでは勝てず。
精神的なダメージも大きいと思います。
後がない第6戦、1日おいて舞台はヒューストンに戻ります。両チームの先発は第2戦と同じくストラスバーグ投手とバーランダー投手。
ここであっさり終わるのか、ストラスバーグ投手が男を見せるのか。
そしてワシントンでは3戦連続1得点に終わった打線が奮起するのか、それとも以前のポストシーズンと同じように点を取れずに負けるのか。
最後の最後に、この誰一人チャンピオンリングを持っていない男達がどんな戦いを見せてくれるのか、期待しかしていませんよ。
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