1回オモテ、いきなり堂林選手の胸のすくような素晴らしいホームランで先制。
インコースに食い込んできた真っ直ぐ系の球を、今シーズンよく見る得意の腕を畳んだスイングで捉えるとレフトスタンドへ一直線!
テレビで見るとどう見てもファウルになりそうなのに、これには驚きました。そうか、風のおかげか・・・と思いきや、今日の風はライトからレフトに強く吹いていて再び驚き。このままリーグを代表するスラッガーとして、キャリアの今までの足踏みの分を一気に飛び越して欲しいですね〜。
九里投手は残念ながら前回登板同様に結果が出ず。
ボール自体は今日も良かったと思うんですが、追い込んでからとか、大事なところで痛いミスをしてしまうんですよね。
そのために今日も2アウトまで漕ぎ着けた後の失点が目立ちました。紙一重なんですけどね・・・あれが無ければ勝てたなーとも思うんですが、実際はそうではなくて力不足だからこそこうなる、という事でしょう。
7回には同点のチャンスをPゴロホームゲッツーで潰し(その前の球の空振りが有り得ない!)、そのウラのピンチをPゴロホームゲッツーでしのいだかな?と思ったら暴投で無駄な1点を献上。
まだ分からないか?という流れからリリーフがズルズル失点して終わるという、いつも通りに詰めのところで差が出た試合でした。
(同じ回に両チームがPゴロホームゲッツーを記録するのって、とても珍しいんじゃないですかね??)
今シーズン、負け試合は大抵かなり失点しています。
これは投手力が無いのもそうなのですが、実はキャッチャー以外の野手陣の守備指標が全員マイナス(Deltaによると)というのも影響していそうです。
確かに、ファースト・レフト・センターあたりは明らかに守備の穴であるのは見ていて分かりますが、意外にもセカンドやライトが大きなマイナスを記録しているんですよね。
こうなると相対的に打たせて取りたいタイプの投手は不利になりますし、投手力の弱さと掛け算になってどんどん失点リスクは膨らむでしょう。
試合に勝つためには、理屈としては守るよりもまず打つ方が先だとは思います。しかし毎度毎度こうも失点していては、いくら打線が良くても・・・。
頼みの打線もチーム打率の割には得点出来ていないという効率の悪さで、走攻守色々な面に粗さが目立ちます。
チームの仕上がりとしては近年ぶっちぎりでワーストのお粗末さではありますが、残念ながら若いチームでもないために伸び代が無いのがまた辛いところですね。
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