初回の守りからあっという間の3連発でどうなることかと思いましたが、その後は普通のワンサイドゲームという展開。
あまり語るべきところもないまま終わるかと思いきや・・・。
最終回、ここで万事休すかという2アウトから、打つわ打つわの6連打。
しかも打った面子が今シーズン不調の田中選手、いつも脇役の磯村選手、上本選手、野間選手ら執念を見せるべき男たちがやってくれたのだからファンの気持ちも最高潮。
そして出てきたのは正隨選手。
ここでカープファンの誰もが、昨日の大盛選手のことを思い出したはずです。
連夜の若鯉の奇跡よ起きろ・・・の思いは虚しく、空振り三振でゲームセット。
残念でした。
結果もそうなんですけど、その打席の内容が実に残念でした。
初球、真ん中付近の真っ直ぐを見逃し。
2球目は半端なスイングで空振り。
1球挟んで最後も半端なスイングで三振。
振り返って昨日。
佐々岡監督が大詰めの局面でも大盛選手をそのまま送り出したのは、失敗しようが成功しようがその経験を糧として将来のカープを担う選手となって欲しいとの思いだったからと、私はそう思っています。
そして今日。
正隨選手にこの場面で求めていたのは、起死回生の逆転3ランか、同点となる長打か、あるいは豪快な空振り三振か。首脳陣もファンもそんな思いだったのではないでしょうか。私はそうでした。
だからたとえ振り遅れてでも、狙いが外れていてもフルスイングを見せて欲しかった。誰も三振したって責めやしません。だから失敗を恐れて当てにいくようなスイングは見たくなかった。
今日のこと、誰かが叱ってくれたでしょうか。
私は正隨選手に40本120打点の夢を見ています。
我らが主砲・鈴木誠也選手の次にチームを支えるスラッガーとなるのは彼だと思っています。
これもまた経験。
次はでっかいでっかいホームランを頼むよ、正隨優弥!!
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