baseballlll’s blog~カープとMLB。

広島東洋カープ全力応援!MLBなども。釣りの話題は別ブログに引っ越しました。

野球は・・・人生は、美しい!クロエちゃんとブレット・フィリップス選手の、最高の瞬間。


こんにちは、訪問ありがとうございます。

 

既に数日が過ぎていますが、日本時間13日、メジャーリーグのレイズ対アスレチックス戦での出来事。

私にとっても忘れられないニュースになりました。

 

いくつかの媒体で報道されているので、詳しくは下記リンクをご覧いただきたいと思いますが、起こったことを著した箇所を以下に引用します。

この日、始球式に登場したのは8歳の少女クロエ・グライムスちゃん。米フロリダ州地元紙「タンパベイ・タイムズ」によると、2歳の時にがんと診断されて以来、闘病を続けており、3月にも再発が判明したという。

 同紙によると、普段はソフトボールをしているというグライムスちゃんはこの日始球式で豪快に投球。この時、お気に入りの選手だというフィリップスに、ブレスレットを贈ったという。試合を観客席で見つめていたグライムスちゃんは「最高の笑顔で飛行機のモノマネをするから」と、両手を広げて喜びを表現するフィリップスが好きな理由を語っていたが、直後に“奇跡”が起きた。

 3回、ちょうど打席に入っていたフィリップスが、右翼席に超特大のソロ本塁打を放ったのだ。ホームの大歓声を浴びるお気に入り選手に、グライムスちゃんも喜びの声をあげた。(以上下記リンク先より引用)

the-ans.jp

 

Twitterにそのシーンがありましたのでどうぞ。

クロエちゃんにインタビューをしていたまさにその時に、奇跡が起こりました。

 

そして、試合後。

フィリップス選手は、"彼女からもらった"素晴らしい思い出に感極まる。

 

なんということだろう。

 

クロエちゃんはきっと、この日のことは一生忘れることのできない美しい思い出になったでしょう。

そしてフィリップス選手もまた、クロエちゃんの力でキャリア最高の瞬間をここに刻むことが出来たのです。

こんなに美しいことって、人生でもなかなか巡り合うことが難しいのではないでしょうか。

 

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(画像はPixabayより。PNCパークなのでこの話題とは関係ありませんが、周囲の景観との調和がとっても美しいですよね!)

 

フィリップス選手といえば、私にとっては第1回プレミア12で来日していたことが印象に残っています。当時プロスペクト中心に構成されたメンバーの中では一番の大物と言って差し支えない存在でした。

その後メジャーデビューしますが、持ち味は強肩を活かした守備力。打つ方は打率がやたらと低く、総合的に見ても決して目立つ存在ではありません。

そんな彼がひとたびクロエちゃんの声援を受けると、一体どこまで飛ぶのか、遥か彼方へと飛んでいった特大ホームラン。間違いなく彼の人生で一番の会心の当たりだったのではないかと思います。

困難に立ち向かっているクロエちゃんの人生に、この誰にも経験できないであろう思い出が出来たことはフィリップス選手のメジャリーガー冥利に尽きるというものでしょう。

ただし、このシーンを創り上げたのは、他の誰でもないクロエちゃんの存在なのです。

 

よく、プロ野球選手は"ファンの声援の力"と言います。

フィリップス選手の所属するレイズといえば、強豪ひしめく激戦地区にあって資金力に大きく劣りながらも、毎シーズンあの手この手で上位進出を果たすとても面白いチームです。ただ悲しいかな、人気は全米最下位クラス。

それでも1人の少女の純粋な声援によって、こんなに素晴らしい瞬間が創り出されるのです。

ファンの声援、"見えない力"の限りのない大きさ。

プロ野球をはじめとするスポーツ、興行というものがファンの存在無しには成り立たない、そのことを改めて思わされる出来事でした。

そしてファンにとっては、プロスポーツは人生のそのときどきで楽しく、ときに驚き、また悔しい思い出の彩りを添えてくれる他には代え難いものなのだろうと思います。

 

野球は素晴らしい・・・いや、スポーツは素晴らしい。

いやいや、人生こそ素晴らしく、美しい!

 

クロエちゃんに、フィリップス選手に、もっともっとたくさんの幸せな時間が訪れますように!