リードされても食らいつき、粘りに粘って最後に逆転サヨナラ!
爽快な勝利となりましたが、これには昨日、一昨日の終始優勢な試合運びが活きるか、あるいは連敗でブルペンを温存できたDeNAが有利か・・・中盤以降は全くどちらに転ぶかわからない展開の中、徐々に"なんだかいけそうだぞ!?"感が出てきていたように私は感じました。
それは今シーズン、勝つにしろ負けるにしろ、僅差の試合を多くこなしていることと関係があるのか、ファン目線でもどこか僅差の緊張感にいい意味で慣れてきたような、そんな気がしています。
こういう試合で勝つ時は、特定の誰かがヒーローとなるより、ベンチワークも含めてチーム全体でよく頑張った!という感想を持つことが多いですね。今日の試合もそうでした。
そして今日はまたところどころでの奇襲作戦もありましたし、劣勢や膠着状態のときほどそれを打ち破ろうとする攻撃性、積極性が見られたいい試合だったと思います。
10回オモテに勝ち越された時点でも、今日はよくやったな、と労いの思いを持ちましたが、そこから更に底力を見せて逆転サヨナラ勝ちをもぎ取ってくるのですから、もはや言うことなし!天晴れ!です。
僅差になるとチームの底力が見える。
そんな試合を多く見せてくれている今年のカープは、まだまだいきますよ。