終盤にかけてはハラハラの連続で、よく勝てたなという感じでしたが。
こういう流れでも勝ちを引き寄せるのは、目に見えない気合いというものなのかもしれません・・・。
先発の九里投手は立ち上がりに躓きましたが、その後崩れることなく、ピンチでもギリギリのところで踏ん張りました。気持ちが昂っている様子はよく分かりましたので、まず勝ちという結果に繋がったことは喜ばしいと思います。
大ピンチでマウンドに上がったターリー投手。最短ルートの3球で仕事を仕上げた瞬間、全国のカープファンは拍手喝采総立ちだったことは間違いありません。素晴らしい!
懸案の8回は呪われてるのかと思うような展開になりましたが、今度は森浦投手が見事な火消し。
締めはいつもの栗林投手でキッチリと。
危ない場面を幾度となく切り抜けて何とか手にした勝利、嬉しい1勝でした。
そんな中で少し気になったシーンが。
カープファンの私がこんなことを思うのも大変失礼な話しだと承知の上ではあるのですが・・・8回ウラ、1アウト2、3塁の形になってカープは投手交代、阪神は代走を出した場面のことです。
テレビ画面には阪神ベンチが映し出され、そこではチャンス拡大を喜んで多くの選手がニコニコと笑って盛り上がっている様子でした。
うん?と、そのとき私は違和感を覚えました。
まだ逆転されていないどころか、追いつかれてすらいないのであるが・・・なぜ阪神ベンチはこんなに喜んでいるのだろう?と。
逆に阪神ファンがこれを見て、今のチーム状況も踏まえてどう感じるだろうか、と。
これが直接今日の結果に繋がった、とは微塵も考えていません。しかし、一切無関係である、とも思えないのです。
反対にカープは直後の9回表、スクイズが失敗となりながらも田中選手が三本間のランダウンプレーに執念を見せました。
リードしていても、仕掛けが失敗に終わっても最後まで最善を尽くす。
もしかして前評判の低いカープがここまでやれているのは、そういう事なのかもしれません。
気合い、入ってます。今年のカープ。
だから8回の守りもその感じで、頼みますね。