母の日、ピンクのバットが花を咲かせました〜！
ここ3試合延長が続き、緊張を強いられる厳しい試合が続いていました。
今日もいろいろあれど、結果的には久しぶりに投打ガッチリの勝ち方になりましたね！
相手エラーからの得点、いわゆるスミ1のまま両先発のナイスピッチングでジリジリする展開が続いたところを打破したのが7回オモテ、マクブルーム選手の満塁ホームランでした。
ここでの巨人バッテリーは、
初球：真ん中外付近の変化球でファウル(中途半端なスイング)、0-1
2球目：真っ直ぐが外角ギリギリいっぱい(外れてた？)に決まって0-2
と文句なしの形で追い込みます。
そして次の球。
ここで日テレ解説の村田真一さんは、インコースにこの日よく効いていたシュートを見せるだろうと発言。これにゲスト解説の黒田博樹さんも同意していました。
しかしここで、巨人バッテリーは大きく外に真っ直ぐを見せることを選択。
今日は試合の序盤で黒田さんが『右打者の内にシュートを見せておくことでアウトコースがボヤける』という、赤星投手の持ち球を活かした左右の揺さぶりの有効性を解説されていました。
それに反する形のあの1球。
完全に巨人バッテリー有利のカウントから、あの3球目は私の素人目に見ても確かに『？？？』でした。
そして運命の4球目・・・の前に、黒田さんが『最終的には外で勝負せざるを得ないはずだから、カウントを悪くするだけの球は・・・』と苦言。
つまりボール球にしても勝負球を見据えて相手の目線や立ち位置を動かすような使い方をしなければ意味がない、という主旨なのだと思いますが。
果たして4球目、外を狙って勝負に行ったカット系の球を逃さず拾ったマクブルーム選手のグランドスラム！
これは何を言おうと結果論になってしまいますが、その前の球でインコースを厳しく突いていれば、果たして結果はどうなっただろうか？
そこが野球、人間のすることだから、一流同士の駆け引きだからこその面白さ。
味わい深い、一連のシーンでした。
今日のヒーロー、先発アンダーソン投手も素晴らしかったですね。
やはり彼の武器は高めの真っ直ぐ。これで押せるところまで押しまくり、スタミナが切れてくると器用に急場凌ぎのピッチング。(笑)
これが出来ているうちは結果もついてくるでしょう。
お母さん想いの、ナイスピッチングでした。
来週のロードも、みんなで頑張りましょう！！
