(2019/8/8 当ブログの釣りカテゴリーの記事は今後以下のリンク先にある別ブログにアップしていきます。今後とも、宜しくお願い致します。)
知人からキャスト時に異音がするとのことで預かったシマノ カルカッタ200XT。もう20年も前のリールです。このくらいの年代のものを分解するのは初めてです。
写真では分かりにくいですが、結構汚い!!
スプールシャフトのベアリングも不穏な色をしています・・・
反対側のスプールベアリングは固着していて、回転はおろか取り出しすら困難な状況。パーツクリーナーぶっかけてもダメです。反対側に空いている穴からマイナスドライバーでガツン!!と何度かやってようやく取れました・・・。
とりあえず、ギアボックス側は置いておいてクラッチやレベルワインド周りを分解。ウォームシャフトのEリングが取り外しにくい以外は簡単に出来ました。パーツを外していくたびに真っ黒な粉状の汚れがボロボロと落ちてきます・・・。
で、まずはボディ筐体の汚れを綺麗に落としていくことにしました。
歯ブラシと台所用洗剤を使いながらゴシゴシ・・・ひたすらゴシゴシ・・・
気持ちいいほどスッキリ綺麗になりました!!
洗う前と・・・
比べてみても一目瞭然。
わずかに残った汚れは爪楊枝の先と尻尾を駆使して刮ぎ落とします。
ついでにギアボックス側も洗いました。
そしてレベルワインド、ウォームシャフト周りのパーツも。
とりあえず掃除はここまでで、次にベアリングのチェック。(とは言え、もうダメなのは分かりきっていますが・・・)
スプールベアリングリムーバーを買ったので、これでピンを外します。今まではペンチでやっていましたが、ピンがすっ飛んでいって紛失する、ピンや頭のところが変形するなどのリスクがあったのでちょっと高いなあ~と思いながらも購入。
私が購入したのはヘッジホッグスタジオのこちら。
★限定カラー:ゴールド★HEDGEHOG STUDIO スプールベアリングリムーバー Type:R ダイワ・アブ・シマノ 各種ベイトリール対応
- 出版社/メーカー: HEDGEHOG STUDIO
- メディア: その他
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いざ使ってみるとこれは便利!!(※ただしダイワのスプールに使うときは目貼りしないと普通にスプールエッジにキズが入ります。注意!)
ベアリングを取り出してウエスで拭いて、パーツクリーナーで脱脂洗浄してドライヤーで乾かして・・・としたところで、動かないものは動きません。もはや交換するしかないですが、今日は代えのベアリングが無いのでレベルワインド周りだけ再度組み立てて終了。
またモノが揃い次第ギアやクラッチのメンテをして仕上げようと思います。
それにしても僅かにすら回らないベアリングでキャストって、一体どこに無理がかかりながらルアーが飛んでいたのだろう!?
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