(2019/8/8 当ブログの釣りカテゴリーの記事は今後以下のリンク先にある別ブログにアップしていきます。今後とも、宜しくお願い致します。)
サイドプレートに描かれた日の丸、青みがかったガンメタのボディが精悍なダイワ製リール、ジリオンJ-DREAM。
使うごとに愛国心が沸き立つ!なんてことは特にありませんが、コンパクトで頑丈、質感もよくタックルセッティング次第で軽量〜重量級ルアーまで幅広く扱える、いいリールです。
最近のジリオンはどれもタイ製なのですが、これはMADE IN JAPANというのもポイントです。まあ日の丸あしらってる以上、さすがに外国製じゃ格好がつかないですけどね・・・。
そんなジリオンJ-DREAM、私はギア比6.3の左ハンドルを所有しております。
最近は出番が少ないですが、以前はよく陸っぱりに持って行って色んなロッドと組み合わせていました。7フィートMHに12〜14lbフロロで色々投げるのが一番多かったですが、6フィートMLにラインを少なめに巻いて7〜10gのプラグを投げるのも案外良かったです。ピーナッツⅡをブレーキ2でシングルハンドで気持ち良くかっ飛ばせます。結構な向かい風でもブレーキ2のままで全然問題なし!
コンパクトでカッチリ感もあり、しっかり握り込める。打ちも巻きも、どっちもいい感じです。右巻きも欲しいところですが、中古でもまだまだいい値段しますよね。
さてこのリール、使い始めて5年くらいでしょうか?その間、ベアリングの清掃と注油くらいしかしてこなかったため、一度中を開けてみることにしました。
今回活躍した工具たち。
精密ドライバーは+-だけでなく星型もセットになったものが絶対オススメです。先曲げクリップはハンドルノブキャップの取り外し、ベアリングの取り出しなどで効果を発揮。その左の極小マイナスドライバーは、Eリング取り外しのために使っています。
ギアボックス側プレートを取り外し。
ギア周りはグリスがほとんど切れています。
ささっと全バラ。
スプールピン取るのが一番苦労しました。
ベアリング10個をパーツクリーナーで洗浄。ドラグのベアリングがゴリってたので、交換。またスプールベアリングもめちゃくちゃ回るものの見た目が劣化してたので交換。いずれもこれから注文します。
メインギア、ピニオンギアは歯ブラシでゴシゴシ・・・綺麗になりました!
そしてバラしてる最中、気になったのがこちら。
真ん中にある黒いカラーです。これ、ウォームシャフトについてたんですが・・・。
これの42番。
ウォームシャフトベアリング!?
この分解図を見て、しばらく『ベアリングどこいった!?』と探していました。
う〜ん、これはベアリングじゃなくてカラーと表記しといて欲しいですねえ。
今更気付くなよって話ではあるんですが、J-DREAMはベアリングが10個もあるので当然ウォームシャフトにも入ってると思い込んでいました。ダイワはスティーズ以外はウォームシャフトはカラーになっているんですが、ここのベアリングは追加するのに手間がかかるので、ジリオンクラスならデフォで入れといて欲しいですね。代わりにハンドルノブをカラーにしといていいので。
というわけでここのベアリングも追加。
部品が届き次第、メンテ再開です。