なーんとか連敗ストップ!
久しぶりにカープの得意な形に持ち込めましたね。
今日の勝利の立役者は、まず先発の九里投手でしょう。
7回途中を103球、7奪三振、1失点。
初回から、『どれだけ球数をかけてでも失点はしない』という意思が見えてくるような慎重かつ気合いの入ったピッチングだったと思います。
おそらく投げた球数以上に消耗したのではないかと思います。7回の継投はむしろ遅かったくらいなのかもしれません。
逆にリードしてブルペンに繋げさえすればこちらのもの。カープ最強の武器であるリリーフ陣が今日もしっかりと仕事を果たしてくれました。
これからの残り試合、ロースコアだろうが打ち合いだろうがとにかくリードしてリリーフに繋ぐ、そのパターンを何度作れるかにかかっていると思います。多ければ多いほど、カープ優勝のチャンスも大きくなっていくことでしょう。
打線では坂倉選手に一発と、石原選手の出塁から秋山選手のタイムリーでの2得点。
秋山選手は昨日の借りを返してくれました。
ただ全体としては相変わらずいいとは言えない調子ですね。末包選手が不在だと、相手バッテリーはひとまずストライクを投げておけば長打の心配がないので与し易いと思われているのではないかと考えてしまいます。
この低打率打線で単打を繋いでいくというのは本当にしんどいですねえ・・・。
そういえば坂倉選手の先制ホームランの場面、新井監督がいつもと違って妙に硬い表情だったのが気になりました。
連敗中も不安が見て取れるような様子でこちらも心配していましたが、やっぱり大詰めでのこのチーム状況、苦しいのでしょう。
いつも思いますが、プロ野球の監督というのは本当に精神と健康を害する職業だと思います。就職先としては絶対におすすめしません。
今日はまずカープが勝って、注目していた巨人-DeNA戦では延長12回2アウトでサヨナラ弾決着。
DeNAはあれだけの勢いを見せていただけに、今日の敗戦は痛恨でしょうね。なにせ『あと1人で勝利』『あと1人で引き分け』をいずれもモノにできなかったのですから。野球とはつくづく最後までわからないものです。
だからカープだって、良くも悪くも最後まで何が起こるかわからない。
われわれファンはひたすら最良を信じて、応援あるのみです。