NLCSではLADがMILを降し、昨年に続いてのナショナルリーグチャンピオン、そしてワールドシリーズ進出を決めました。
ALCSは一足先にBOSがHOUを破ってワールドシリーズ進出を決めています。
なお、BOSはバンビーノの呪いを破った2004年以来、2007年、2013年とワールドシリーズに進出した年は必ずそのままワールドチャンピオンに輝いており、その間の勝敗は12-2と圧倒的な強さを誇っています。
さてこのLAD対BOS、MLB屈指の人気球団同士の対決であり、いわゆる巨大戦力を持つ球団同士の対決でもあります。
また、日本プロ野球との縁という視点で見ますと、いずれもあの野茂英雄投手が所属した球団であり、且つ彼がMLB時代にア・ナ両リーグでのノーヒッターという偉業を成し遂げたときの所属球団がこの2チームなのです。
そして少し地味ではありますが、両チームには元広島東洋カープ所属の選手がいます。
LADはご存知前田健太投手。今季レギュラーシーズンは先発、リリーフの両方をこなしました。
ポストシーズンはここまで5試合に登板、ERA4.91とイマイチな成績。
そしてBOSの方は、昨年1シーズン所属したライアン・ブレイシア投手。
今季はマイナー契約からのスタートでしたが、7月にメジャーのロースター入りするとそこから大活躍!
ご覧の通りレギュラーシーズンの成績は素晴らしいものでした。また、ポストシーズンもここまで7試合に登板して自責ゼロ。BOSのブルペンを支えています。
数年前から短期決戦ではリリーフ投手の重要性が格段にクローズアップされています。早い回から勝ちパターンの投手を登板させたり、躊躇なく回跨ぎするなど、ベンチワークもポストシーズンは非常に慌ただしくなります。
そんな中でのワールドシリーズ、この2人がどんな活躍を見せるのか、楽しみなところです。