今日は8月6日。
(普段はなかなか気付けない幸せ。)
当たり前ではない『平和』。
今朝、8時15分には全国各地でそのときを知らせるサイレンが鳴ったことでしょう。各種の政治的主張とは一切の関係なく、皆それぞれに平和を噛み締め、それがとても大きな犠牲の上にあることに思いを馳せたと思います。
広島への原爆投下がどうしてもシンボリックになりがちですが、長崎、沖縄、全国各地の空襲でもたくさんの罪無き人々が亡くなり、また本土から遥か遠く離れた場所でも、日本のために戦い、亡くなっていった方がたくさんいます。
私たちが今享受している平和は、たくさんの失われた命の上にあることを忘れてはいけません。毎日仕事をしてお金を稼いだり、学校に行って勉強したり、余暇に趣味を楽しんだり、このブログよろしく野球の贔屓チームを応援して勝敗に一喜一憂したり。全ては平和だからこそ出来ることです。
戦後74年。これが未来永劫続くよう、年に一度は平和への誓いを新たにする。平和を愛する日本人の、責務ではないでしょうか。
特別な試合、重要な一戦。
さて、恒例のピースナイターと銘打たれた本日の試合。昔からのファンはご存知かと思いますが、8月6日に広島で公式戦を実施するようになったのはつい最近の話です。かつて8月6日は広島市民球場が休みであり、本拠地での試合は50年余りの間行われていませんでした。
特別な意味を持つ今日の試合ですが、激しい優勝争いを演じる好調・DeNAとの対戦且つ9連戦の初戦ということで、シーズンにおいても重要な一戦です。
カープの先発はアドゥワ投手。弱冠20歳でこんな試合に先発、大きなプレッシャーを感じているのかな・・・と心配していましたが、全くそんな事は無さそうでした。変化球のコマンドがちょっと良くありませんでしたが、今日は真っ直ぐのキレ・コマンドともに素晴らしく、力みの見られるベイスターズ打線に対して大量のフライアウトを重ねていきます。2回こそ3点を失ってしまいましたが、ゴロでのコースヒットとエラーが重なっただけで内容としては悪くありませんでした。
そのウラの攻撃で1点を返した直後、強力なDeNA打線の2、3、4番を三者凡退。ここは大きなポイントでしたね。
6回には菊池選手のファインプレーにも助けられ、2回以外は失点を許さずしっかりと役割を果たします。大変良い仕事ぶりでした。
攻撃は1点を返した後、また1点、そして逆転、すぐさま突き放す・・・と、ビッグイニングこそ無かったものの2回から6回まで毎回得点。先制された後はとても理想的な展開とすることが出来ました。2アウトで何度も得点し、リクエストが2度得点に繋がるなど、しぶとさを随所に見せたいい攻撃でしたね。
個人的にポイントを挙げるとすれば、3失点直後の1点。小園選手が2アウト2塁からタイムリーを打ってくれたことで、いけるぞ!というムードが高まった感じがします。
正念場は続く。
中盤から攻守に主導権をガッチリと握り、良い形での勝利。今日も巨人が負けているので、1.0ゲーム差の中に3チームが犇めく大混戦となっています。
今この勢いがあり、且つ巨人の不調が続いているうちにこの混戦から頭一つ抜け出すことが出来れば、終盤の戦いを有利にすすめることが出来るはず。今月の上位対決を制していけば、そのチャンスはすぐにやってくるでしょう。
ますます面白くなってきました!
(下のバナーをクリックしていただけると励みになります!)