全体3位 ブレンダン・ロジャース SS
(レイクメアリー高~COL)
ツール評価
Hit: 60 | Power: 55 | Run: 50 | Arm: 60 | Field: 50 | Overall: 60
MLB公式プロスペクトランク
全体9位
COLチーム内1位
(2018年10月現在)
2018主要スタッツ
(AA 95試合)
.275/.342/.493 17HR 62RBI 12SB OPS.835
(AA~AAA 通算114試合)
.268/.330/.460 17HR 67RBI 12SB OPS.790
2015ドラフトの全体トップ3は全員がSS(ブレグマンは後に3Bへ転向)でした。その中でただ1人の高校卒の選手がブレンダン・ロジャースです。個人的にもとても楽しみにしている選手です。
ここまでは順調にステップアップしており、MLB公式はじめ各媒体のプロスペクトランクでも安定して上位クラスをキープしながら順位を上げています。
ETAは2018(Fangraphsでは2019)となっており、成績的にもそろそろメジャー昇格が見えてきています(現地ニュースでは来季のスタートはAAAと言われています)。ただし同じSSにはロッキーズの中心選手となったトレバー・ストーリーがいるため、メジャーに昇格となればロジャースは2Bとしての起用がなされそうです。事実、今年のSTは2Bとして出場していることが多くありました。
さらに今シーズンはSSとしての出場が69試合で、その他2Bが24試合、3Bが21試合となっており、このことからもメジャーのロースター入りをした場合はSSでは無くなる可能性が高そうです。個人的には残念ではありますが・・・(でもストーリーもとても好きな選手です)。
また、ロッキーズのレギュラー2Bであるラメイヒューが今オフにFAとなり、チームの顔であるアレナドのFAも来オフに迫っています。
ラメイヒューと再契約しない場合はロジャースを後釜に、あるいはロッキーズがアレナドのトレードを決断した場合は3Bとして、はたまた来シーズンに向け更なる補強をするならばロジャースをトレードの駒とする可能性もあります。来季が始まるまで、あるいは始まっても状況により色々なシナリオが考えられます。
ロッキーズは今シーズン、ポストシーズンには進んだものの進出チームの中では最も力の劣るチームであったことは否めません。同地区にはまだ当面の間強いであろうドジャース、資金力があるジャイアンツがいるため、難しい舵取りを迫られそうです。
ロッキーズの内野手といえば、打つも優秀(クアーズの恩恵もありますが)、守るも優秀というイメージを持つ人は多いと思います。ロジャースも是非ともその系譜に名を連ねて欲しいところです。