このブログの一番最初の記事が、二刀流プロスペクトのブレンダン・マッケイ選手についてでした。
(かなりしょうもない記事・・・というのは今でも変わりませんね。すみません。)
詳しいプロフィールは前回の記事にあるので割愛しますが、左投げ左打ちの投手として、またDH/1Bの野手としての二刀流で、MLB公式のプロスペクトランキングではチーム内2位、全体23位という高い評価を受けているマッケイ選手。
投手としては先発をこなし、野手としては、昨シーズンまでは1Bに就くこともありましたが今シーズンはDHのみで出場しており、ポジション表記も入団時のLHP/1BからLHP/DHに変わっています。
現在の各ツール評価は、
(投手) Fastball: 55 | Cutter: 55 | Curveball: 55 | Changeup: 50 | Control: 60 | Overall: 55
(野手) Hit: 55 | Power: 50 | Run: 30 | Arm: 60 | Field: 55 | Overall: 50
となっています。
マイナーでは今シーズンAAAまで上り詰め、そこでは投球も打撃も以下の通り素晴らしい成績を収めました。
(投手)5G 25IP ERA1.08 SO26
(野手)15G .265/.400/.551 4HR OPS.951
これをメジャーでも出来たら大谷翔平選手を凌ぐレベルですね。
そして急遽レイズからコールアップがかかり、今日のDET戦で先発、メジャー初マウンドとなりました。
今日のピッチングでは最速95マイルのファストボールに、カーブ、カッター、チェンジアップを織り交ぜてDET打線を翻弄します。初めての奪三振は5回、ジョーイ・ギャロ選手から94マイルのファストボールで空振りを奪い達成。5回1/3まで1人の走者も許さないパーフェクトピッチングを見せ、結局6回を被安打1、四球1、奪三振3、投球数は81球(うちストライク55球)という素晴らしいデビューを飾り、チームも5-2で勝利。デビュー戦で見事に勝利を挙げました。
さてこうなると気になるのは打者としての出場なのですが、レイズのキャッシュ監督は『可能性が無いわけではない』的なコメントをしているようですが、デビューしたてということもあってしばらくは無さそうな感じですね。しかし、昨シーズン投げたイニングに今シーズン早くも到達しようとしており、負担を考えてシーズン後半は打者に専念、ということもありそうです。
いずれにしても急な昇格だったので、そもそもメジャーに今シーズン定着出来るかどうかはかなり微妙なところですが。
二刀流選手はこのブログでも何人か紹介しましたが、大谷翔平選手をはじめ未知の領域に挑む選手達は本当に魅力的です。
マッケイ選手の次回の登板は次の現地木曜日、NYY戦での先発が予定されているようです。ということは、もしかしたらマー君との対戦となるのかな？そうなったら、楽しみですね！
ところで今日のマー君はMLB初のロンドンでの開催、対BOS戦の記念すべき試合で先発を務めましたが、散々な内容で1回持たずにノックアウト。対するBOSの先発・ポーセロ投手も酷い結果で1回持たずにノックアウト。
今日は投手にとっては災難だったようで、とんでもない乱打戦となりました。結果は17-13でNYYが勝利。
ロンドン競技場を野球仕様にした会場で行われましたが、マウンドに違和感があったのでしょうか。
(MLB.comより)
見た目はめちゃくちゃかっこよくないですか？
(MLB.comより)
ロンドンでしたが青空に恵まれ、いい雰囲気！
そして何故かあの『ザ・フリーズ』もアトランタから出張してきています！
(MLB.comより)
負けた（笑）負けたのは初めて見ました。
MLBは積極的に国外にマーケットを拡げようとしていますね。もっとたくさんの人に、野球の楽しさが伝わってくれれば嬉しいです。
そしてマッケイ選手、二刀流としての大活躍を待ってます！
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