baseballlll’s blog〜カープとMLBと釣りと。

野球(主にMLB、広島東洋カープ)、釣り(バス、ソルト全般)がメインです。

TOP11~20プロスペクトの2018年

今回は2017年最終のMLB公式TOP100のうち上位11~20位だった選手の、2018年最終のTOP100でのランクとツール評価の変動を見てみました。


なお今回は卒業した選手たちについても多少書いています。

 

 (前回1~10位の紹介はこちら)

 


11位 ウォーカー・ビューラー(LAD) RHP

Fastball: 65 | Curveball: 60 | Slider: 55 | Changeup: 50 | Control: 55 | Overall: 60

卒業!

24試合(うち先発23試合) 8-5 137.1回 ERA2.62 SO151 BB37 WHIP0.96


2017シーズンにデビュー済み。2018年は一度DL入りしたもののほぼ通年で活躍し、WHIP0.96、被打率.193とエース級の働きを見せてROY投票3位に選出されました。PSでも4試合に先発し、特にWS第3戦では強力BOS打線を7回2安打無四球という見事な投球で無失点に抑えています。今季はカーショウ投手と並ぶ右のエースとして、圧倒的な成績を叩き出せるか注目です。

 

 

12位 ブレント・ハニーウェル(TB) RHP

Fastball: 60 | Screwball: 65 | Curveball: 45 | Cutter: 55 | Changeup: 55 | Control: 60 | Overall: 60

28位

Fastball: 60 | Screwball: 65 | Curve: 45 | Slider: 55 | Changeup: 60 | Control: 60 | Overall: 55


マイナー通算K/9が9.9、BB/9が2.0という奪三振能力とコントロール両方を持ち合わせたスターター。メジャーではほとんど見ない『スクリューボール』の使い手というユニークな右腕で、スムーズな投球フォームから90マイル台前半のファストボールやプラス評価のチェンジアップなどとのコンビネーションで打者を打ち取ります。

(1球目がスクリューボールです)


Top Prospects: Brent Honeywell, RHP, Rays

個人的にもとても期待している投手なのですが、2018シーズンはTJにより残念ながら全休。リハビリを無事に終えられれば昇格は目前ですので、今シーズン中のメジャーでのプレーを見たいところです。

 


13位 ルイス・ブリンソン(MIA) OF

Hit: 50 | Power: 60 | Run: 60 | Arm: 55 | Field: 60 | Overall: 60

卒業!

109試合 .199/.240/.338 11HR 41RBI 2SB OPS.577

2017シーズンにはデビューしており、その年のオフ(18年1月)にクリスチャン・イエリッチ選手との1対4のトレードでMIL→MIAへ。2018シーズンは109試合に出場したものの、2割を切る打率に低いBB%(4.2)、高いK%(29.6)、微妙な守備指標でfWARもrWARもマイナスと殆ど良いところなく終わってしまいました。HRは二桁打てたのがせめてもの救いですが、それ以外は投手並みの打撃を少しでも上向かせることが出来るでしょうか。

 

 

14位 フランシスコ・メヒア(CLE→SD) C

Hit: 60 | Power: 50 | Run: 40 | Arm: 70 | Field: 45 | Overall: 55

26位

Hit: 60 | Power: 50 | Run: 40 | Arm: 70 | Field: 45 | Overall: 55


2016シーズンにはマイナーで50試合連続安打という記録を打ち立てた両打ちのキャッチャー。2018シーズン途中にブラッド・ハンド投手ら2選手とのトレードでCLE→SDへ。2017シーズンにセプテンバー・コールアップでMLBデビューを果たしていましたが、2018シーズンも同様で、9月以降にメジャーでプレーしています(他に7月に1試合のみ出場)。9月16日のTEX戦ではサヨナラ満塁HRを記録。マイナーではC67試合、OF28試合でしたがメジャーではCのみを守っています。肩が非常に強く、fangraphsではArm評価80をつけるほど。それとは裏腹にField評価は平均以下でキャッチングに難があり、凄いペースでパスボールを積み上げています。守備力が重視される最近のMLBではCに留まれるかは微妙な状況で、守備に改善が見込めなければ打撃と強肩を活かすためにOFでの出場も増えることになりそうです。

 


15位 アレックス・レイエス(STL) RHP

Fastball: 75 | Curveball: 60 | Changeup: 55 | Control: 45 | Overall: 60

36位

Fastball: 75 | Curveball: 60 | Changeup: 55 | Control: 45 | Overall: 55


STLのトッププロスペクトとして期待され続ける速球派。2015年秋にマリファナ使用で50試合の出場停止処分を受け、翌年のメジャーデビューのタイミングを自ら遅らせてしまいます。結局2016年8月のデビューとなりましたが、メジャーで素晴らしい成績を残しました。しかしオフにTJにより2017シーズンを全休、2018シーズンは復帰戦で故障してまたも手術。100マイルを超える4シームファストボールが最大の武器で、ポテンシャルは間違いなく一級品なだけに健康面は大きな課題となりそうです。

 

 

16位 ウィリー・アダメス(TB) SS

Hit: 55 | Power: 50 | Run: 50 | Arm: 60 | Field: 55 | Overall: 55

卒業!

85試合 .278/.348/.406 10HR 34RBI 6SB OPS.754


TBの背番号1を背負い、5月22日の対BOS戦で初出場。その日にキャリア初安打をクリス・セール投手からのHRで飾る華やかなデビューを果たします。以降は打撃がずっと低調でしたが、8月に入ると上向き始め、シーズン終了が近づくにつれどんどん良くなっていきました。いい形でシーズンを終えられましたが、守備の指標が悪く、打撃もBABIP.378と気掛かりな面も。

 

 

17位 オースティン・メドウズ(PIT→TB) OF

Hit: 60 | Power: 50 | Run: 60 | Arm: 40 | Field: 60 | Overall: 55

卒業!

59試合 .287/.325/.461 6HR 17RBI 5SB OPS.785


5月にメジャーデビューを果たすと、その月の13試合で猛打賞3回、打率.409をマークして見事ルーキー・オブ・ザ・マンスを獲得しました。その後トレード期限にクリス・アーチャー投手獲得の為のパッケージとして、かつての看板プロスペクト同士であったタイラー・グラスノー投手と共にTBへ移籍。今シーズンは昨年5月以外は低調だった打撃で結果を残せるかがカギになりそうです。

 

 

18位 ハンター・グリーン(CIN) RHP

Fastball: 70 | Slider: 55 | Changeup: 50 | Control: 55 | Overall: 55

22位

Fastball: 80 | Slider: 55 | Changeup: 50 | Control: 55 | Overall: 60


PとSSとの二刀流で注目された2017年全体2位。100マイルを投げる右腕、かつ打撃が魅力のSSということで期待を集めましたが、2018シーズンより投手に専念することを決断しました。武器はもちろん80評価の快速球。フューチャーズゲームでは100マイルオーバーを連発しました(ルイス・バサべ選手に102マイルのファストボールを特大HRにされてしまいましたが)。しかし8月に肘の故障でシーズンアウト。リハビリは上手くいっているようですが、速球派はどうしてもTJの影がちらついてしまいます・・・。

 

 

19位 ミッチ・ケラー(PIT) RHP

Fastball: 65 | Curveball: 55 | Changeup: 50 | Control: 60 | Overall: 55

16位

Fastball: 65 | Curveball: 55 | Changeup: 50 | Control: 60 | Overall: 60


卒業組以外では今回唯一のランクアップ。90マイル台中盤から後半のファストボールはコントロールも素晴らしく、空振りを奪うこともゴロを打たせることも出来るのが特徴で、これと落差の大きなカーブを組み合わせての緩急をつけた投球が持ち味です。


Top Prospects: Mitch Keller, RHP, Pirates

2014年の入団以来、地道にほぼ毎年1つ上のクラスに昇り、2018シーズンはフューチャーズゲームにも選ばれました。将来は先発ローテーションの3番手を担うことが出来るポテンシャルがあると評されており、今季のデビューが濃厚です。

 

 

20位 ブレンダン・マッケイ(TB) 1B/LHP

投手ツール評価 Fastball: 55 | Curveball: 60 | Changeup: 50 | Control: 55 | Overall: 55

野手ツール評価 Hit: 60 | Power: 50 | Run: 30 | Arm: 60 | Field: 55 | Overall: 55

24位

投手ツール評価 Fastball: 55 | Cutter: 55 | Curveball: 60 | Changeup: 50 | Control: 55 | Overall: 55

野手ツール評価 Hit: 60 | Power: 50 | Run: 30 | Arm: 60 | Field: 55 | Overall: 55

f:id:baseballlll:20190125214253j:image

(2017 Bowman Draftのパッケージにも登場!)


当ブログの最初の記事がこのマッケイ選手についてでした。

二刀流選手として、2018シーズンは投手としては良い成績、打者としては今一歩の成績でした。2019年最新のポジション別ランクではLHPで3位、1Bで4位と、いずれも高い評価(18ではLHP3位、1B2位)。二刀流と言えばやはり大谷翔平選手(LAA)ですが、マッケイ選手本人も大谷選手の活躍に大いに刺激を受けているようです。大谷選手と違うのは、野手出場時はDHと、日によって1Bとして守備にも就くという点。回数は少ないながらもスローイングの機会があり、DHのように出番以外はベンチで休むというわけにもいかないので、その分消耗も大きく難易度は当然上がるでしょう。また2018シーズンは終盤に故障してしまい、1年通しての負担に耐えられるかも課題となっています。所属チームがTBということで、二刀流を利用した新しいベンチワークやロースター編成を見せてくれそうな期待感を抱いている人も多いのではないかと思います。前述したハンター・グリーン選手は二刀流から投手一本へと転向しましたが、マッケイ選手には是非とも二刀流、野手出場時は守備に就くスタイルのままでメジャーデビューを果たして大活躍して欲しいですね!

 


この辺りの順位になると、1年経てば2018ドラフト組がかなり食い込んでくるので順位も大きく変動する選手が多い印象です。

間もなくMLB公式で2019年最初のTOP100が発表されます。今年はそこからどんな選手がブレイクするのか、今から楽しみです。

 

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