不思議なゲームでした。
初回の攻撃では、昨日の強い印象がまだ残っていただけに相手投手が変わればこうも簡単に点が入るのか、とポカンとしてしまいました。
大量リードにも守られた先発の野村投手は途中まで素晴らしいピッチングを見せ、これだと崩れることは無いだろう・・・と思っていたら、6回に四球と連打が絡んで2失点。
後を継いだケムナ投手も3点を与えて瞬く間に1点差。
このまま同点もしくは逆転されたならば、間違いなく今日はそのまま負けるだろう。そう思わざるを得ない流れでした。
しかしこの紙一重のところを何とか踏ん張ると、不思議と今日はもう勝ったな、と確信してしまいました。
果たしてその通りになったわけですが、これが流れというものなのでしょうか。まあ私に流れを読む力が多少でもあるとは、全く思えませんが。
8回、ダメ押し点を重ねた場面でのドラゴンズのやや集中力を切らせてしまったような守りも、なんとなくやっぱりなあ、という感じで見ていましたが、逆に考えるとカープがこういう負け方をよくしているんですよね。そんな気がします。
やはり試合の中で、ここが一番の勝負どころ、という場面が必ずあって、それが今日の場合は6回ウラの最後だったのだと思います。
海外サッカーの話で恐縮ですが、マンチェスター・シティのグアルディオラ監督が世界トップレベルの能力を持つ超豪華メンバー達に『フィジカルじゃない!メンタルだ!』と喝を入れるシーンが個人的に印象に残っています。
個々人の選手としてのポテンシャルは当然ながら、それと同じくらい勝負勘というものは大切なのでしょうね。
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