選手、首脳陣はじめ球団関係者の皆様、そしてファンの皆様、お疲れ様でした。
今年は新型コロナ禍により前例のないシーズンとなりましたが、色々な不安が渦巻く中で開幕し、ここまで無事にプロ野球を開催出来ていることは医療や社会インフラに従事されている方々の働き無しには有り得なかったことです。開幕時から今を経て、改めて感謝の念に堪えません。
現在、国内海外問わず第三波とも言われる状況に直面しています。これからインフルエンザの流行シーズンとも重なってくる中で、改めて個々で出来る感染予防に努めることが肝要です。
さて、2020年のレギュラーシーズンを終えた我らが広島東洋カープ。
シーズン成績は、52勝56敗12分、勝率.481で5位となりました。
シーズン負け越しは2015年以来5年ぶり、シーズン5位は2011年以来9年ぶりのことです。
チームの成績こそ残念なものとなりましたが、昨シーズンから『ポスト・三連覇』とも言うべき兆候は表れていました。
そのため、個人的にはこのくらいの順位に落ち着いたことも全く不思議には思っていません。
むしろ、昨シーズンよりもさらに悪くなったところがハッキリと見え、そこをどう再構築するかの方向性が少しずつ見えてきた点をポジティブに捉えています。
佐々岡監督は就任1年目、監督としても1年目のシーズンに臨みました。
今シーズンの結果は誰が監督であろうと、まず戦力の問題で変わりは無かったと思います。今シーズンに優勝奪還を目指すとしたら、オフに大補強を敢行しなければ無理だったでしょう。しかしカープはそのような球団ではありません。持てる力の範囲でチャンスを窺うしかないのです。
私としては、総合的に見て色々と面白い1年でした。改めて振り返ってみたいと思います。