二転三転、最後は逆転!
カープは連日の快勝で開幕2連勝と、カード勝ち越しを確定させて幸先の良い2022シーズンのスタートを切りました。
久しぶりの開幕3タテを窺うにあたり、昨日の最終回に少しもたついたのでDeNAに勢いがつく前に先制したかったところでしたが、そう毎日上手くはいきませんね。
DeNA打線の中でも調子が良さそうだった楠本選手にタイムリーを浴びて先制点を与えましたが、カープ先発の遠藤投手がその2点までで踏ん張ったのは大きかったと思います。
攻撃ではDeNA先発の坂本投手がよく頑張っていて、なかなかヒットが出ません。3段モーションとも言えそうな変則モーションにクイックを織り交ぜ、緩急もよく攻略は難しそうに見えました。
ただ、このタイプはランナーが出るとモーションに変化をつけられなくなって、途端に単調な投球に変わってしまうことがある(気がする)のもひとつの要素。
5回、まさにカープはそこを突いて初安打から集中打で逆転!
遠藤投手に代打・長野選手を送ったのは今のカープのチーム力を考えると素晴らしい判断だったと思います。チャンスが来たら攻撃的に、集中的に、戦力の投入を躊躇わない。
結果云々を抜きにしても、勝利を引き寄せるという佐々岡監督のメッセージ性を感じるベンチワークでした。
ただしその後は一発攻勢に遭い再逆転を許して1点ビハインドで最終回。
内野安打、バント失敗からの連続内野ゴロ、内野安打、四球と不恰好でも二死満塁のラストチャンスを作ると、ここで西川選手の鮮やかなセンターオーバー!!外野が前身守備を敷いていたのも幸いしました。
土壇場の逆転劇で、お見事お見事3連勝!!
このカードでは、カープの現有戦力が持てる力をしっかり出し切れたことが印象的でした。
特に打線は全員が、と言っていいほどみんな結果を残してくれましたね!もちろんこの調子が続くことは有り得ませんが、今日の長野選手のようにベンチのメンバーが底上げの活躍を見せてくれれば全体としての安定感も出てくるはずです。
あとはこの戦いで上位を争うと思われるヤクルトや巨人相手にどれほど立ち向かえるのか。
続く阪神との対戦も楽しみですね!