いいゲームでしたねえ。素晴らしい!
昨日あれだけサックリと終わった初回、今日は粘って先制点を得ることに成功しました。
西川選手の技有りスライディングには痺れた!
快勝から一夜明け、その初っ端に得点を挙げたことで自軍の意気を更に上げ、相手の意気を挫くことに繋がったのではないかと思います。
先発の森下投手は序盤から球威のある真っ直ぐ中心に力強い投球でベイスターズ打線を捩じ伏せていきました。
今日はホームからバックスクリーン方向に強い風が吹いており、投手からは向かい風になるので真っ直ぐは不利、変化球は有利なのかな?という素人的思考を持っていましたが、球速も出ていましたし一流には関係ない要素なのでしょうか。
あるいは向かい風に乗せて真っ直ぐを浮き上がらせることが出来る、とか。どうだろう?
初ヒットを打たれた2巡目の4回には2点を失って少し怪しい空気にもなりましたが、大事なのはその直後。
昨日と同じく失点のすぐ後に得点出来たことで、再びカープのペースで試合を進められました。
そういう意味では5回表の菊池選手のソロ、続く上本選手のタイムリーはとても大きかったと思います。
森下投手の3安打3打点もとても効果的な場面で飛び出しましたね!投げて打っての大活躍でした。
今日は末包選手、最後に登板した松本投手の両ルーキーが結果を残せませんでした。
それでもいい経験になったのは間違いなく、これを活かしてどんどん成長していって欲しいですね。競争だから結果出さなきゃどうなるかは、本人達が一番分かっていますから。
全体的にポジティブだった試合運びの中、昨日今日と要所で見せた菊池選手の攻守、松山選手の好打も忘れてはいけません。
チャンスを逃さず一気呵成に攻め立てる。
ピンチで踏ん張り主導権を渡さない。
ビッグネームと呼べる選手は少なくとも、全員が役割を果たして勝利をもぎ取る。いい感じです。
しかしまさか、連夜の二桁得点とは。
ベンチに座る野手達は『俺が出れば、もっと・・・!』と意気込んでいるに違いないでしょう。
これを続けていけば、佐々岡監督が就任当初に掲げていた(もうみんな忘れている?)『一体感』が、大きなうねりとなってカープを盛り上げてくれるのではなかろうかと、期待せずにはいられません。
一体感、いい言葉だと思うんですよね。
それが見られた、連勝劇でした。