序盤の理想的な展開からの、中盤以降はよく負けなかったな・・・というゲームでした。
まあ、よく引き分けた、けれども。
中盤の攻防で主導権を握り切れなかったのが分かれ目となりましたね。
4回ウラに失点した直後、チャンスを作るも無得点。
ウラの守りでは先頭打者を出して失点。
6回もこれを続けてしまった・・・とは言え先手を取っていたので、先に交代策に出ざるを得なかった阪神に対して終盤に勝ち越して守り切る余力をカープはまだ残していると楽観していたのですが。
結果としてはアルカンタラ投手・湯浅投手に2イニングを抑えられてしまったことで完全にイーブン、雰囲気は阪神有利、という感じになりましたね。
それでも最後までしのぎ切ったリリーフ陣はよく頑張りました。
一方で打線は序盤こそチャンスを結果に繋げましたが、その後は繋がりを欠いて苦戦。長野選手が一転して大ブレーキになっちゃいました。
その中で今日も上本選手がよく頑張りました。痛そうな死球も受けながらの4出塁。
圧巻は11回の打席、15球粘りに粘っての四球獲得。時々異常に遅い始動でバットに当てるのを見ますがあれはなかなか出来ない芸当です。
ただ、その四球の次が・・・硬くなったか堂林選手。今年のカープはバントが多いのだから、あんなにお粗末な失敗をしてはダメですね。
今シーズン開幕からここまで調子は最悪な阪神を相手に、序盤試合を有利に進めながらも、中盤以降ココ!というポイントでは悪い方向に転んでしまいました。
明日は大事です。今日の展開でもし逆転負けを喫していれば、阪神の調子の潮目が変わったということになりかねませんでした。明日は何としても先手を取って、出来れば序盤にビッグイニングを作って、勢いづかせない試合をしたいところです。