今日は最小点差を勝ちきったカープにも興奮しましたが、何と言ったってロッテ・佐々木朗希投手ですよね!!!
完全試合ってガチで凄いですから。
13者連続奪三振という驚異的なNPBレコードの更新、そして20年ぶりの、完全試合!!1試合19奪三振のNPBタイ記録付きで。
ちょうど偉業達成の瞬間と同じ頃に緊迫したカープの最終回が重なっていたので、画面切り替えが忙しかったです。
両方の試合展開にハラハラドキドキが倍、カープの勝利と佐々木投手の完全試合達成で興奮は10倍100倍無限大!!でした!
完全試合と言えば、カープファン的には1994年5月、巨人の槙原寛己投手がカープ相手に福岡ドームで達成したことが思い出されるところです。
当時小学生だった私はテレビの前で最後の瞬間まで見ていました。代打・御船選手が打ち上げたファーストファウルフライを一塁手の落合選手がネット際でシングルハンドキャッチ、歓喜の輪が出来上がる・・・あれから既に28年もの時が過ぎていました。
28年ということは、前回の完全試合から今回のそれまでの間、超ざっくりした計算だと2万数千試合以上も出ていなかった記録ということになります。サイクルヒットやノーヒットノーランなども凄い記録ですが、完全試合は次元の違う大記録だと改めて実感させられます。
試合数が多く球団格差の大きいMLBでも2012年を最後に達成されておらず、こちらもまた2万数千試合ほど出ていないということになります。
例えば野球大好きお兄さんがいたとして、MLBもNPBも全試合観てるぜ!という生活を続けていたとします。
すると、直近の完全試合から次の完全試合に出くわすには、ポストシーズンを含めると恐らく5万試合ほどを観戦しなければならなかったという事になりますね・・・。(笑)
ここ20年ほどで凄いスピードで進歩した現代野球においては、完全試合はもう日米で見られないものかと正直思っていたところがあったのでこの偉業には心から驚嘆しています。
佐々木投手、本当に本当におめでとうございます!
遠藤投手も負けちゃいない!
カープの話は今日はあまりする必要がないほどに佐々木投手の衝撃が凄まじいわけですが。
今日の勝利は遠藤投手の素晴らしいピッチングに尽きます。緩急、制球、マウンド上での落ち着き、リードは1点でも安心して見ていられました。キャリア最高のピッチングと言ってもいいでしょうか?
前回の登板は中日戦、6回を5安打無四球1失点と素晴らしい内容だったのですがチームは柳投手に完封負け。
このとき、遠藤投手は降板後も柳投手のピッチングを最後まで見ていたそうで、そこから新たに学んだ、感じた事があったのではないかと思います。
今日の試合も前回と同じような展開となりましたが、最初から降板するときまでずっと集中を切らさず、且つ硬くならず、マウンドに佇む姿が実に頼もしく見えました。
若い世代を引っ張る柱として、今年は飛躍のシーズンとなる事を期待せずにはいられないですね!
打つ方は一発の無い打線が一発で。
マクブルーム選手の殊勲のホームラン、インコースを鞭打つように捌いた技の光る一振りが決勝点に。
前回の来日初ホームランとはリストや腕の使い方からフォロースルーまで何もかも違っていて驚きました。対応力が長所だとは本人談ですが、モノが違う対応力を持ち合わせているのでしょう。
今日の結果により、リーグ単独首位に立ちました。
まだ順位の話をするのは早過ぎるにしても、15試合消化時点で単独首位とは全く予想も期待もしていませんでした。
結果だけでなく、内容も予想や期待の範疇を大きく超えているのが今年のカープ。
なんだかすごいぞ。