いえ、ありません。
という感じの負けで、カープについてはあんまり語る事の無い試合でした。
遠藤投手はなかなかいい投球だったと思います。
2回は先制パンチを浴びた後に多少浮き足立った感じでしたが、以降はちょっと詰めが甘い場面もありながら及第点はあげていいんじゃないでしょうか?
打線は多少調子が上向いてきました。
得点こそ1点で終わりましたが、日ハムの得点には全て長打が絡んでいて、カープは終盤までそれが無かった。これは今のカープの弱点なので何らかの改善がされない限りどうしようもありません。
終盤には中村奨成選手がキャッチャーに就きました。ただ守りでは残念なシーンが幾つか見られ、追撃ムードに水を差す形になってしまいました。
とは言え経験不足の選手を起用する上で、こういうリスクは避けられません。
今のところ、中村奨成選手に期待されているのはバッティングです。そして今日はそのことにおいては、一定の結果を残すことができました。全てを上手くやれと望むにはまだ早いでしょうから、まずは今日のように得意なところでしっかり活躍してもらえれば。
心配なのは松山選手、會澤選手、長野選手らベテラン勢ですね。會澤選手はまだ守りに必要ですが、松山選手と長野選手は正直今のままでは厳しいかと。両選手とも守備走塁では起用できませんし。外野も多過ぎますから、少なくともどちらかは入れ替えるべきでしょう。
一方で勝利した日ハム、万波選手は凄い!
先制点となったバックスクリーンへのソロ、あの体勢であんなに飛ばしちゃうんですねえ。
本日の試合前時点で134打席に立ち打率.227ながらホームラン8本、打点24となかなかいい活躍をしています。
しかし私が驚いたのは出塁率が.231と、打率とほとんど変わらないという低さ。なんと、ここまで四球1!
これは結構とんでもない数字だと思いますが、こういう選手は現代野球においてなかなか評価されづらいところでしょう。
だからこそそれを上回る魅力をもってスタジアムを沸かせ、活躍してほしいとも思います。最後はもちろんサイクルヒットを狙いに行っていたと思いますが、彼ならまた何度でもチャンスが訪れるでしょうね。
今日の素晴らしいプレーぶりに、拍手!