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6/2 広6-3日 BIGBOSS、ありがとう。

もらった勝ちかもしれません。でも、こういうこともあります。

勝ちに不思議の勝ちあり、というアレですかね。

 

勝つには勝ちましたが、まともな得点は中村奨成選手の殊勲打のみ。

一旦リードを奪うと、その後は追加点の気配もなく。まだまだ打線の状態はよくないことを思い知らされます。

ここ最近はずっと打線の状態がよくないのは誰が見ても明らかなんですが、その間スタメンの顔ぶれがほとんど固定されているのにはどういう意図があるのやら・・・私は理解できていません。

入れ替えているのはキャッチャーと外野1人という、これまでも入れ替えていたところだけ。そして控えのメンバーもあまり変わっていません。

つまりは、"鳴かぬなら、鳴くまで待とう・・・"という方針なのでしょう。ただ、実力者の少ない今の顔ぶれではどうしても消極的、という風に映ってしまいます。こんな感じで大丈夫なんでしょうか。これは交流戦が苦手だとか、そういう次元の話ではありません。

 

そんな中で本日のヒーロー、中村奨成選手の活躍は素晴らしかったですね。

ダブルスチールを決められた場面は明らかにキャッチャーとしての冷静な視野を欠いていましたし、そもそもちゃんと練習やサインの打ち合わせをしているのか!?と思うほどのお粗末さでした。

しかしその後は盗塁阻止を見せるなど、試合が進むにつれて見違えるほど頼れるキャッチャーになっていきましたね。

期待の打撃はまだ粗さが残りますが、試合に出続ければどんどん良くなっていくのではという期待感があります。

キャッチャーのポジションは會澤選手に衰えが隠せなくなり、坂倉選手は守りにおいて大きな不安があります。磯村選手石原選手もいて層は厚いものの、この中で頭ひとつ抜け出すのは誰か見極めている状況。

明日は會澤選手の出場が濃厚ですが、明後日以降の出場がどうなるかはまだまだ判りません。この争いを誰が勝ち抜くのか、今シーズン中は結論が出ないと思います。競争の中から、いい作用が生まれる。補強の手法が限られるカープにあっては、それこそが正しいチームの強化方法だと思います。

 

今日はファイターズ先発の伊藤投手、打球直撃の後に見せた気合いのピッチングが一番のハイライト。

降板の際には、

『これは俺の試合だ。マウンドは俺の仕事場だ。』

という思いが伝わってくる、悔しそうな表情を見せたのが印象的でした。

結果的には逆転のきっかけを作っての降板となってしまったのが残念でしょうけれど、自らの仕事にそれだけの執着を持っている事が少し羨ましくもあります。

伊藤投手、アッパレ!でした。

 

最後にこの3連戦、スタジアムを大いに盛り上げ、ファンにたくさんの楽しみをもたらしてくれたBIGBOSS、本当にありがとうございました!

この3連戦で初めて相対しましたが、ただのパフォーマーではない、BIGBOSSの見せる野球というのがいかにポジティブで見る方をワクワクさせるものであるか・・・そして、BIGBOSSは自身がスーパースターであることの責任と使命を、ここマツダスタジアムでもしっかりと果たされていました。

プロ野球とは、プロ野球選手とは、かくあるべきだと思います。いち野球ファンとして、心から感謝申し上げます。

 

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