今日は”絶対に”勝ちたかった試合でした。
カード勝ち越しは昨日で決めていましたが、2連勝の内容からすると、昨日書いたとおり今日を勝つ準備が出来ていたからです。
そういう状況では絶対に勝ちたい。首位にカード勝ち越せたからいいじゃん、なんて絶対にありえないのです。
しかし相手も気合充分で望むのは当然のこと。しかも試合開始直後にいきなり降雨中断するなど、集中力を削がれるような状況でした。
そんな中でも遠藤投手はよく粘りました。
特に先制点を献上した3回オモテ、なおもピンチが続きながらもここを切り抜けたのは、試合の行方への影響は当然ながら本人の成長が垣間見られた瞬間でもありました。
今日の投球は、全体的にカーブを非常に有効に使えていた点が印象的でしたね。
そして真っ直ぐをしっかり高めに投げ込んで空振りを取れていました。
こういう、緩急を使いながら持ち前のパワーピッチを活かす、というのが遠藤投手にとって最も良い内容を引き出せるアプローチなのだろうと思います。會澤選手も素晴らしかったですね!
その後は主砲・鈴木誠也選手の特大ソロで同点に追いつきますが、なんとなくロースコアの展開を予想させる雰囲気でした。
それもそのはず、カープも巨人も前2戦で勝ちパターンをほぼ投入していません。おまけに明日は移動日ですから、積極的に投手を起用できるという強みが互いにあります。
ただ、ロースコアの展開になれば絶対にこちらが優位だろう、と確信していました。私だけかもしれませんが。
こういうとき、カギを握るのは大抵・・・そう、突然飛び出すホームラン。
そしてそういうのって大抵、勢いに乗っている方に出たりするものなんですよね。いい具合に力が抜けているからでしょうか。
今日はその殊勲の一打が、期待していたとおりにカープ側に飛び出しました。
坂倉選手の文字通り”一振り”が、文字通り試合を決めることとなりました。
8回ウラに勝ち越すというのは、ホームの利点が最大に出てくる局面だと思います。
いきなりあと3つアウトを取れば勝ち、ということになるわけですからね。
ただ、最後はバッテリーをどうするんだろう・・・とは思いました。
フランスア投手の力を最も引き出せるのは現状では坂倉選手で、逆に會澤選手と組むと結果が悪いという事実があります。
しかし坂倉選手の経験度合いでは、1点差の勝ち試合にいきなりキャッチャーとして試合に入っていけるのかという心配もあります。
果たしてキャッチャーは會澤選手のまま、という選択。まあそうでしょうね。
しかしやっぱり良くない・・・最後はヒヤヒヤの結末でしたが、これもまた3連戦の間、常に優位に立ち続けていたからこその結果でしょう。主導権を握る、というのは何事においてもとても大切なことなのです。
これでカープは今シーズン初の3タテ、逆に巨人は今シーズン初の被3タテ。
さてさて、ここから、、、
倍返しだ!!!
と、いきたいところですね。
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