昨日は勝つには勝ちましたが、それを次の試合にどう繋げていくのか、そこが大切です。
カープの場合はリリーフに多少ながら一応の改善が見られつつある現在、課題はとにかく攻撃面。
使える駒を最大限有効に活用しなければ、勝負の土俵にすら上がれないという貧弱さです。
今日は1番に宇草選手を起用。野間選手を入れ替えました。
野間選手は野手キャプテンといってもレギュラー確約にはまだ力不足の印象が否めず、外野陣はこうした競争の中で最良の選択肢を採っていくのがいいでしょうね。
今日の宇草選手はラッキーボーイ的活躍を見せて、こりゃ最後も打つかな・・・と期待したんですけどね。ああいう場面を経験することこそ大事ですから、最後回ってきただけでもプラスになったと思います。
ただ、他は昨日と何も(バッテリーの関係でキャッチャーのみ會澤選手→石原選手)変わらず。
特に3番DHにOPS.455という異次元の成績を叩き出してしまっている松山選手を相変わらずの起用。年齢的にも伸び代の期待できないベテランでこの成績、これでも3番起用とは余程他の選手が信用ならないのでしょうか。
菊池選手が復調の兆しが見えたところで、後ろが繋がりを分断しては・・・。
一方で攻撃面での活躍が光る上本選手はまたも6番。これだけ出塁できているのに、その後ろにポイントゲッターとなるべき打者がいないのは文字通りの無駄遣い。
4回にはノーアウト1、2塁という絶好のチャンスで送りバントを指示するという、ちょっと信じ難い光景。結果論ですが、相手にアウトをタダで献上したという羽目になってしまいました。
全く調子も上がらない伸び代も期待できない選手を中軸に起用し続けて、旬で好調な選手には上位を打たせないどころかチャンスで打たせることすらしない。
打てない・繋がらない、ではなく、打てない・繋がらない状況を進んで引き起こしている、が事実ではないでしょうか。
物事を理屈で考えた場合、これらは全く筋の通らないことにしか私には思えず、頭の中は『なぜこうするの?』→『なんでだろう』の堂々巡り。
前日に快勝したことで、スッキリと考えも冴えてきたのではないかと期待してたんですが、一体どうしちゃったんでしょうか?
素人から見て『なぜそうするんだろう?』と解答が見つからないことは、やはりプロの現場にしか分からないことがあるのでしょうけど・・・それなら結果出して欲しいですよね。いつも同じ事ばかり見せられてるんですから・・・。