せっかくのホーム開催を勝ち取りながら、またポストシーズンはダメなのか・・・と私も現地のファンもなかば白けムードでしたが・・・!!!
ナショナルズの先発はシャーザー投手。
今シーズンは故障もあり、FAでの加入後初めて200イニングに到達しませんでした。
故障から復帰後もパフォーマンスはイマイチでしたが、やはりナショナルズはこの人がエース。必勝を期した起用でしたが、ポストシーズンになると何故かよく打たれてしまうのは相変わらずでした。
初回いきなり先制2ランを浴びると、2回にもソロ被弾で0-3。
5回には明らかに消耗が見て取れ、何とかピンチを凌ぎましたがここで降板。
対するブルワーズの先発はウッドラフ投手。
98〜100マイルのフォーシームを中心にグイグイと押す投球で付け入る隙がありません。
制球も良く、さすがに一戦必勝体制なだけあって気合満点、初めから全力投球です。
3回にターナー選手が追撃のソロを放ちますが、それ以外は得点できず。
結局ウッドラフ投手は4回を投げ終えて御役御免。見事なピッチングでした。
ナショナルズは6回からストラスバーグ投手が登板。
シャーザー投手→ストラスバーグ投手という豪華すぎるリレーです。
絶対に追加点を与えたくない展開でしたが、ここを素晴らしいピッチングで3イニング無失点。
さすが今シーズンのナショナルリーグ最多勝投手といったパフォーマンスを見せてくれました!
ブルワーズは5回をスーター投手、6、7回をポメランツ投手が無失点に抑え、8回からはクローザーのヘイダー投手を投入。
残り2イニングをクローザーに任せようという作戦です。
ナショナルズはレギュラーシーズンの最後を8連勝で締めくくり、その間は打線もよく機能していましたが、今日の試合ではサッパリ。
ポストシーズンに臨んだ途端に打線がからっきしになるのはもう何度も見た光景で、中盤以降はスタジアムのファンから『またか・・・』という雰囲気がありありと出ていました。
今シーズンのヘイダー投手は相変わらず難攻不落ですが、それでも昨シーズンよりは多少はチャンスがあると思っていました。
果たして今日は制球が不安定で、四死球が絡み2アウト満塁とします。代打起用のジマーマン選手がバットをへし折りながらヒットを放ち、チャンスを拡げたのは熱いシーンでしたね〜。
2アウト満塁となって打席はソト選手。
今日はノーヒット、しかも拙い守りでピンチを招いてしまうなど良いところ無し。
が、ここで見事にやってのけました!
ライト前へのタイムリーにグリシャム選手の後逸が重なり、一気に逆転!!
8回ウラの逆転ということで、あとは3アウト取れば勝利というあっという間の形勢逆転です。
最後は苦労人、ダニエル・ハドソン投手が締めてナショナルズが大逆転勝利でNLDSへの進出を決めました。
(MLB公式のハイライト動画)
NLDSでの相手は巨大戦力を要するドジャース。
今日の試合展開によっては初戦にストラスバーグ投手を先発させる事が出来たのでしょうが、これで恐らくナショナルズはコービン投手を先発させるでしょう。
正直言って勝ち抜けの可能性は限りなく低いと思いますが、ナショナルズはジマーマン選手、アダムス選手、パーラ選手、ドージャー選手らの実力者がサブに控えており、それらの選手を少ないチャンスの代打攻勢などでやり繰りしながら何とか勝ちに近づくしかありません。
しかし代打を出せばメジャー有数の脆弱なブルペン陣を使うことになりますので、悩ましいところでもありますが・・・。
また、先発投手の4枚については、4番手となりそうなサンチェス投手が好投を続けていてドジャースに劣らないくらいの顔ぶれになっている・・・と思いたいです。(笑)
しかし冷静に見ると普通にスイープされるなっていう戦力差だ・・・。
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