(2019/8/8 当ブログの釣りカテゴリーの記事は今後以下のリンク先にある別ブログにアップしていきます。今後とも、宜しくお願い致します。)
別に過去のものを紹介するブログではないのですが、また少々面白いものを発見。
98年11月のチームダイワ通信。
今はチームダイワという呼称は使われなくなってしまいましたが、当時のダイワのバス用品向け高級ブランドであり、ロッドやリール、ルアーその他フィッシングギア各種などが作られていました。
また、ダイワからスポンサードを受けているバスプロをチームダイワのメンバーとして宣伝していました。
この表紙に載っている一番上の方は小野俊郎プロ。
見事98年のJBワールドプロシリーズの年間チャンピオンを獲得し、表紙を飾っています。なおJBワールドプロシリーズはこの前の年、97年より開催され、初代年間チャンピオンは菊元俊文プロ。小野プロは2代目ということになります。しかも参戦初年度での栄冠ですから、凄いことですね。
いまやジャッカル社長として、そしてシマノとの関わりが深いイメージですが、この頃から長い間はダイワの顔だった印象が強いです。
私はこの頃ほどなくして釣りを殆どしなくなっていたため、数年前にまた釣りを始めたときには戸惑いと驚きがすごかったです。『えっ小野さんと加藤さんがシマノで児島玲子さんがダイワ!?』みたいな(笑)
それにしても、小野プロの見た目が当時も今もほとんど変わらないように見えるんですが・・・。
そして小野プロの左下に載っているアメリカ人がデニー・ブラウワー氏。
この年のB.A.S.S.バスマスタークラシックの優勝者です。
この頃のダイワ勢、つまりチームダイワはめちゃくちゃ強くてアメリカでは第二の黄金期を迎えています。
クラシックウィナーとAOYをダイワ勢がどんどん取っていってます。
ちなみに翌年のクラシックウィナーもチームダイワのメンバーであるデイビー・ハイト氏でした。それにしても出てくる名前がすごい、レジェンドの方々ばかりです。
表紙に戻りますと、下に横並びで3人いらっしゃるのが左から泉和摩プロ、宮本英彦プロ、半田光宏プロ。それぞれこの年のJBワールドプロシリーズの年間順位を5位、4位、6位で終えています。アメリカだけでなく、日本でもダイワ勢が強かったんですね。
この当時のトーナメントプロのタックルを雑誌などで見ると、リールメーカーからのスポンサードを受けてないプロはほぼ全員がダイワを使用していたのを覚えています。なぜかは分かりませんが。
現在はシマノだったりダイワだったり統一していない方も多いですね。でもシマノ使いが多いかな?
そして、このとき国内でもめちゃくちゃ強いダイワ勢の強力な武器となり、現在まで続く大ヒットシリーズとなったロッドが世に出てきたわけですが、その話はまた次回に。
最後に裏表紙!!
若い!!!並木さんなんて正直分かんない(失礼)!
並木さんの着ている白いチームダイワのシャツ、かっこいいですね。
大森貴洋さんはこの6年後、日本人初であり外国人初でもあるクラシックウィナーになったのは周知のとおり。来年からは新団体MLFに参戦するそうで、こちらも注目せずにはいられません。
最後は日本バス界のレジェンドお二方の若き日の姿でした。