baseballlll’s blog〜カープとMLBと釣りと。

野球(主にMLB、広島東洋カープ)、釣り(バス、ソルト全般)がメインです。

広2-6ヤ 『怖いからやらない』という幼稚さ。

残念でしたね。

 

・『1番、坂倉』

これを見て、盛り上がったカープファンは一体どれほどいたのでしょうか。

未だ固定できていない1番打者ですが、小園選手高橋選手が入るなど何度かサプライズはありました。それらに較べると大分インパクトに欠け、ゴールデンルーキーでもなければ一軍昇格後に目ぼしい結果を残したわけでもない、でも他がいない、とりあえず新鮮な感じ出しとけ!という中途半端な印象しか私にはありませんでした。

10年余り前の弱かったカープはこういう選手起用をよくしていましたね。その度にとりあえずファンは喜んでいました。弱いので、勝つ以外の楽しみを見つけるしかないですから。(笑)

 

・ローレンス投手、敵の策に沈む

来日一軍初先発のローレンス投手。腕のよくしなる投球フォームはバリントン投手を思い起こさせ、投球スタイルも類似しています。バリントン投手と比較すると球速がやや落ちる代わりにシンカーが非常によく動いている印象でした。5回6失点と結果は良くなかったですが、徹底的に低めを意識してゴロを打たせようという姿勢が投球によく表れていました。

しかし、ヤクルト打線は低めのシンカーに手を出せばゴロの山を築くだけだということをよく分かっていて、初回や5回の得点のチャンスメイクは低めの球を割り切って捨てており、結果として四球でランナーを溜めて得点、という流れでした。投球テンポの良かった2~4回は見事に低めのボールでゴロを多く打たせていたのですが、相手の方が勝ちにふさわしい方策を立てていましたね。

ローレンス投手のようなタイプは、村上選手のような打者との相性は最悪で、恐らく大の苦手とするところでしょう。今回は変化球を打たれましたが、スイングが速いスラッガータイプは多少の動くボールでも関係なく引きつけてアッパースイングでスタンドに叩き込めてしまいます。それだけに、ランナーを溜めてしまって迎えたのは最悪でした。数少ない巡ってきたチャンス、今日は天気も何とか持ちこたえてくれた中でのこの結果は、本人が一番残念に思っていることでしょう。

f:id:baseballlll:20190703232704j:plain

(グランドスラムを浴びた直後。何か多分言ってはいけないワードをグラブの中へ叫んでしまいました)

しかし、降板後もベンチから身を乗り出してチームを見守る姿はとても印象的でした。ローテーションの4番手あたりでそれなりに働いてくれる力はあると思うので、次回チャンスがまた巡ってきたときには良いピッチングを期待したいです。

 

 

・荒れ球に対しては早打ちが得策なのか?

対してカープ打線は、ヤクルト先発の寺原投手を相手に積極的に振っていきます。初回、スタメン抜擢に応えたい坂倉選手が初球を見事にヒット。結果は良かったですが、どうも私には疑問に思えました。寺原投手は球威はあるが制球はあまり安定しないタイプです。深いカウントまで待てば四球も多くなって出塁も増えるだろうに・・・ともあれ結果は出塁。初回の先頭ランナーで、余計にコントロールを乱すだろうと思っていたらその後6球で攻撃が終了してしまいました。今日もストレートの四球を何度か出すなど荒れていた寺原投手でしたが、ほとんどの打者は早打ち。しかも甘い球を仕留められずファウルにしては、ボール球を打って力ないゴロやポップフライで凡退を繰り返します。

リリーフにパワーピッチャーを揃え、そのタイプには手も足も出ないカープ打線にとって先発の寺原投手を攻略しなければ得点の機会は少なくなってしまうことは明らか。ローレンス投手攻略のために低めの球を捨ててきたヤクルトに対し、カープのベンチは『積極的に行こう』などという作戦とも呼べない抽象的な指示を出したのでしょうか。勝つためには点が必要ですが、今のカープ打線の状態では簡単に得点できません。相手と己の状況をよく知った上で作戦を立てるというのは戦いにおいて太古から云われていることですが・・・もうこれ以上はやめにしましょう。

 

・で、結局今日も打線ですけど。

1番に坂倉選手を起用するという中途半端な用兵で勢いがつくかと甘い見通しを立てて、結果はいつもと変わらず。長期間打てていないのに、この程度のことで勢いがつくならとっくの昔についています。

そして今日もいじっているのは主に下位打線で、最近お決まりの下位打線ばかりがチャンスメイクと得点シーンを作ったという形。打線は悪いなりにも日替わりに近い下位打線はまずまず打っているのですから、上位打線もそうしたらいいのに、と感じる毎日です。

1番打者だけは固定できていませんが、それと同じくらいにひどい2~4番をずっと固定したままです。ここに切り込めばいいのに、それをしないのが緒方監督らしいところですね。結局、緒方監督は機転の利いた用兵や采配は苦手で、愚直に『自分たちの野球』なるものを続けていく、いわば選手の能力任せの『強いチーム』向きの監督です。

三連覇中はそれでも良かったかもしれませんが、短期決戦や、日本シリーズのような更に強いチームとの戦い、あるいは今、といったような緊急事態においても同じことを繰り返して、選手が本来の力を発揮するのを待つ、という戦い方をした結果、そういう状況では相手の力量や奇策の前に屈することばかりでした。100回戦えば勝ち越すが、5回に絞って戦うとほぼ全て負ける、といった具合です。

まして、今シーズンのカープは『強いチーム』ではありません。どちらかというと『弱いチーム』と言っていいでしょう。『弱いチーム』は、対戦相手に合わせた編成や作戦立案、調子の良い選手から優先起用するといった競争が不可欠です。重要な部分についてはそれらに手を付けず、影響の少なそうなところだけ変えてみてそれらしく見せる。結果も改善も中途半端にしか得られず、そのまま貯金を食い潰していく。大事な部分は手遅れになった段階でやっと見直すつもりなのでしょうか。もう手遅れかもしれませんが。

これだけ成績が落ち込んでいるのに、中途半端な入れ替えしかしないのは結局のところ怖いからでしょうね。中軸を大幅に入れ替えて負けたら何を書かれるか分からないから怖い、奇策をかけて失敗したら叩かれるから怖い。あるいはチーム内から不平不満が出るかもしれないから怖い。そりゃあチームが独走している状態でそんな事をやれば叩かれるでしょうが、『四連覇を本気で目指しているとしたら』、今は緊急事態なのです。選手の復調を待っても、昨日の記事に書いたとおりこれが今の戦力の平常の力かも知れないのです。そうだとしたら、選手はある程度実力通りに働いていることになり、5月はただ奇跡が起こっただけということになります。

勝つには、特に打線が点を取るには、もう抜本的なテコ入れをしなければ選手たちの刺激にもならないでしょう。安部選手が1番でも、メヒア選手が4番でも、鈴木誠也選手が2番でも、一体何がおかしいのでしょうか。全然出塁しないのに1番を打ち続けていた野間選手の起用法や、OPSがたったの.691しかない西川選手が3番を打っていることのほうがよほど無策でおかしいことです。選手たち本人の成長も阻害していると思います。

 

・結論

ベンチがア(略)

 

 

・・・でも、もう育成モードに入っているなら今の起用法で何ら問題ないんじゃないですかね。

それならばある程度納得もいくし、勝てなくてもそれほど重要ではないので。

 

(文句ばっかり書いてますが、下のバナーをクリックしていただけると励みになります!)

にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ