いやはや、これだけ負けてるともう一生勝てないんじゃないかという気持ちになりそうですが、頑張ってくれました。勝つって大変。
こんなに長かった連敗・・・。
交流戦が終わってからオールスターまでの星勘定が0勝11敗1分という、カープファンはおろか他球団ファンでも予想だにしない大失速をやらかしてしまったカープ。最後の白星は6月25日、今から3週間も前の話です。その時はまだ、貯金が6つありました。
反対に最大のライバルである巨人が交流戦後にここが勝負どころと言わんばかりの快進撃を見せ、オールスターまでに貯金を17まで一気に増やしてあっという間に独走モードに。ここからカープが逆転優勝を狙うとするとあの大トラウマ、メイクドラマ並みの出来事を起こさないといけません。
先日書いたように、カープは12球団で唯一トラックマンを導入しないなど選手・監督達にもかなり不利な状況での戦いを強いられており、後半戦も非常に厳しい展開を予想せざるを得ないと言えそうです。
久々に打線が!
そんな中での後半戦スタート。
初回、カープはこの試合久し振りに1番に入った(多分2度目?)西川選手がヒットで出塁すると、ヒットと四球で満塁として鈴木誠也選手が2点タイムリー二塁打!ひっっっっさしぶりの初回の得点です。一体いつ以来なのやら、と調べてみたところ11連敗中は一度もなく、最後の勝利である6月25日の楽天戦、菊池選手のソロで得点して以来でした。これがタイムリーとなると更に遡ることになり、6月20日のロッテ戦で西川選手が記録して以来。上位打線がいかに酷い状態かがよく表れています・・・。
さらに2点を追加して、初回4点を先制。早くも勝利を大きく引き寄せるビッグイニングを作ります。
そして3回、今度は下位打線が三連打を浴びせて2点追加。久し振りにとても良い試合展開!
九里、またも連敗ストッパーに!
カープ先発の九里投手はここ最近最も頼れる投手の1人ですが、今日も冴えていましたね〜。
2回までは無安打、しかし3回にやはりと言うべきか、破壊力満点のベイスターズ打線に捕まり3失点。そして1アウト満塁という大ピンチを迎えるも、佐野選手をセカンドゴロゲッツーに仕留めます!これが今日の勝負どころでしたね。これで何となくですが、この後しばらく試合は動かないんじゃないかな、という予感がしました。
果たしてその予感は的中し、4回から8回までお互いゼロ行進。九里投手は6回を投げきり強力打線を相手にしっかりと仕事を果たしました。今日もスピードを増したファストボールと、素晴らしいクオリティのチェンジアップを中心とした多彩な攻めがとても良かったですね。チームが苦しい状況でも安定したパフォーマンスを発揮してくれるメンタルも、頼もしいばかりです。ありがとう九里投手!!
まだまだここから。
3点のリードはベイスターズ打線相手にはとても安心できない中で、リリーフ陣が踏ん張り、そして9回には待望の追加点。曽根選手がやってくれました、今シーズン初タイムリー。
最後はフランスア投手が打たれてしまいましたが、とりあえず今日は結果が大事なんです。最終的に勝てばそれでいいんです。
やったぜ連敗脱出!!
しかしここからが大事です。ミッションとしては、勝ち続ける事が出来なければ優勝どころか浮上もありません。非常に厳しい状況であるという事実は今日の勝利くらいでは何一つ変わらないので、また一戦一戦、しっかりと勝ちをものにして行きたいですね。
ってまた巨人勝っとるやんけ!!
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