baseballlll’s blog

広島東洋カープ全力応援!MLBなども。釣りの話題は別ブログに引っ越しました。

緒方監督の暴力行為について。

おととい24日の試合終了後、突如明らかになったスキャンダルがプロ野球ファンを騒がせました。

私を含め、多くのカープファンがこのニュースに動揺した事は容易に想像がつきます。

 

緒方監督の野間選手に対する暴力行為があったのは、報道によると6月30日の対DeNA戦の試合後。引き金となったのは、野間選手の怠慢な走塁、という事でした。

 

その試合での問題の出来事はよく覚えていますが、当時のチーム状況、というか打線の状況の中のあのプレーだったので怒るファン、がっかりしたファンは多かったのではないでしょうか。

試合後の当ブログを見返してみると・・・。

しかし!11回オモテの攻撃の野間選手は酷い!!2ボール0ストライクの後に強引に振りにいくのもチームプレーを蔑ろにしている感がありますが、さらに悪いことにフライを打ち上げた瞬間にすぐに走り始めませんでした。結果、エスコバー投手が落球するもアウトに。ファウルになったと勘違いしたのかも知れませんが、この打線ではチャンスなどほとんど作る望みも無いのに、せめて相手の隙につけ込む姿勢くらいは見せて欲しいものです。正直ガッカリ、溜息の出るシーンでした。

 

この時は長い間、本当に打線が機能していませんでしたからね〜。タイミングとしても最悪でした。当然、私の気分も最悪。(笑)

 

それでも、緒方監督がしてしまった事は所謂パワハラ行為で、どんな理由があろうとも許される事ではありません。このご時世、ハラスメント行為は最早絶対悪と呼べるものになっています。プロ野球という世界が社会の中で特殊なもの(選手が監督の部下かというと、厳密にはそうではない)であったとしても、それは全く言い訳にはならない。

緒方監督は単純に、野間選手を降格とすればよかっただけなのです。と言ったところで、そんなのは素人にすら分かる事で、そうしなかったのは緒方監督自身が野間選手をドラフト1位として指名する強い意向があった事と関係しているのでしょう。

 

野間選手は左打ち、外野手、パワーレスというカープにおいては正直いくらでも代えがきくタイプの選手です。さらに攻撃面では選球眼が悪く、守備面では外野のセンター、コーナーどこでも出来るものの俊足でありながら守備範囲が狭いのが難点。

現在のところ武器は唯一、走塁です。しかしこの走塁も、盗塁に関しては昨シーズンまでの通算成功率が67%と明らかに不得意と言わざるを得ない確率です。今シーズンは84%と高い数値を記録していますので、これが実力向上を反映していると信じたいものですが。

 

こうして冷静に特徴と現状を見れば、今のカープでは使いどころの限定され過ぎる選手であり、ファン目線で言えば今好調でもない野間選手を一軍に置いておくよりも他の選手を置いた方がいいのでは・・・とどうしても思ってしまいます。首脳陣が一軍に置き続け、調子が上がらなくともそれなりに起用しているということは、よく言われるように潜在能力は確かなものがあるのでしょう。あとは野間選手がそれをいつ開花させるのか。プレーに対する必死さや使命感、執念などが試合を見ていてもどうも伝わらない選手で、ベンチにカメラが振られたときも結構ニコニコとリラックスしているように見えることが目立ちます(決してそれが悪い事だとは思いませんが)。その振る舞いは本人が損をするだけで、今のチームや自分の置かれた状況を理解してるのかなー・・・とちょっと不安。

 

今、チームにも野間選手にも求められているのは結果のみ。チームは連勝中とはいえ、ちょっとでも躓けば優勝は消えてしまう厳しい状況に変わりはありません。野間選手自身も結果を出さなければ一軍での居場所がなくなってしまいます。それに、『あの事件で完全にやる気を失ってしまったんだ』とか『あんな仕打ちを受けてもまだ目が覚めないんだ』『あれでチームがバラバラになった』なんて傷口を拡げてしまったら最悪です。緒方監督は擁護できないことをしてしまいましたし、野間選手のプレーにも問題がありました。しかしそれとこれからの結果とは全くの別問題です。とにかくチームは勝ち続け、野間選手は限られた出番でも必死に結果を残す姿勢を見せなければファンは納得しません。緒方監督も、野間選手も、『切り替えて』頑張って欲しいですね。

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(緒方監督は後半戦からベンチでの振る舞いが少し変わっているような気がしていました。この事が影響したのか・・・)

 

この問題で緒方監督はフロントから厳重注意を受け、既にチームの面々に謝罪をし、NPBからも重い処分などはありませんでした。事件が起きて、このことが公になるまでにかなりの時間が空いていること、NPBからの特段の処分もないことは、プロ野球界のコンプライアンス意識が高いとは言えない現状を表していますが・・・皮肉にもこれがカープ、緒方監督にとっては幸いしました。

野間選手も全て本部長に任せる、ということで本人もあまり触れて欲しくないのでしょう。この件はいつまでも引っ張っても仕方のないこと。先程のとおり、これから結果を出すしかないのです。

 

今回の話の流れの中で内部告発者がいる、ということに腹を立てたファンの方もいらっしゃると思いますが、個人的には悪いことではないと感じています。気持ち的には『いやいやタレコミよりその場で止めろよ!』と思いましたけどね。

カープは家族、というイメージが定着していますが、これはチームの連帯感を高める一方で、悪い事はその当事者の立場によっては揉み消されたり、有耶無耶になってしまうという作用も生み出しやすい環境かもしれません。今回のことで、社会的に許されないことはやはりここでも許されることはないのだ、みんな見ているのだという意識を野球界に携わる多くの人々が感じたはず。

これを教訓としてプロ・アマ問わず、野球界がもっと良いものになることを願います。

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