ナ・リーグのディビジョンシリーズ、巨大戦力ドジャースを相手に初戦を地力の差で完敗したナショナルズ。やはり勝つのは無理な話・・・かと思いきや2戦目をストラスバーグ投手の素晴らしいピッチングで勝利しました。
舞台を地元ワシントンに移しての第3戦、ナショナルズ移籍後は好投が続いていたアニバル・サンチェス投手がこの日もナイスピッチング。
しかしリリーフしたコービン投手がまさかの大炎上で逆転負け、そして今日はポストシーズンになるとイマイチ良くないシャーザー投手が先発ということで、厳しいか・・・と、思っていたら。
先制ホームランこそ浴びたものの、尻上がりに調子を上げて結果7回を1失点。
その後を任された、脆弱なブルペン陣の中では数少ない信頼のおける投手であるドゥーリトル投手、ハドソン投手がドジャース打線を無失点に抑えました。
打線の方はいつもの通り残塁の目立つ内容でしたが、同点の5回にレンドン選手の勝ち越しタイムリーとジマーマン選手の3ランで試合を決定づけました。
終わってみれば6-1の完勝。なんとなんと2-2のタイで最終決戦というところまで持ち込んでしまいました。
試合を見ていても地力ではやはりドジャースが圧倒的に上回っているのですが、短期決戦は何が起こるか本当に分からないですね。
今日の勝因は、先発のシャーザー投手がエースの役割を果たしたこと、そして何より脆弱なブルペン陣を使うことなく試合を終わらせる事が出来た、その2点に尽きるでしょう。シャーザー投手が降板するのがもう1イニング早かったら、勝ちは無かったと思います。
最終戦のドジャースの先発はビューラー投手。簡単に攻略出来る相手ではありません。
しかしナショナルズの先発もストラスバーグ投手です。出来れば球数を抑えつつ9回投げ切るのが理想ですが、そうならなければリリーフで登板させるのはスクランブルでシャーザー投手、そしてハドソン投手、許せてドゥーリトル投手まででしょう。
それ以外の投手を登板させる展開になった場合は、残念ながら大量失点を覚悟しなければなりません。今シリーズではシャーザー投手とストラスバーグ投手が投げた場面と、それ以外の場面では防御率が驚くほど違います(確か1点台と6点台)。
とにかく先発投手の出来、そして打線は難しいでしょうが常にリードしている展開に持ち込まなければ、地力の差を覆すのは容易ではないでしょう。
勝負は1日空けて再びロサンゼルスにて。
どんな結果が待っているのか、楽しみです。
前田健太投手、今日も難しい局面からの登板でしたがきっちりと仕事を果たしました。好投が続いていますね!
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