まさか・・・まさか!!!
大きな戦力差を覆してのディビジョンシリーズ突破!
ナショナルズ先発のストラスバーグ投手は流石に疲れもあるのか、初回・2回といずれも真っ直ぐを捉えられてスタンドに放り込まれて3点ビハインド。
正直言って苦しすぎるスタートでした。
打線の方は案の定、ビューラー投手の前に5回まで無得点。
6回にはソト選手のタイムリーで1点を返しますが、ここから畳み掛けたいところでケンドリック選手が痛恨のゲッツー。
ケンドリック選手はこのシリーズ3エラーに走塁のボーンヘッド、そしてチャンスでのゲッツーと全くもっていいところ無しです。シーズン中はとても頼りになったんですが・・・。
その間、ストラスバーグ投手は調子を持ち直して6回を投げ切り降板。
3点先制こそされましたが追加点を許さず、6回まで踏ん張りました。
続く7回もチャンスを作ったナショナルズですが、ここでリリーフ登板したカーショウ投手に得点を阻まれます。
しかし8回、レンドン選手・ソト選手の連続ソロを浴びせて瞬く間の同点劇!!
カーショウ投手はまたもポストシーズンで手痛い一打を喰らってしまいました。
見てるこっちが辛くなる
— baseballlll@カープ応援垢ドッカン! (@baseballlll4) 2019年10月10日
カーショウ元気出してくれ pic.twitter.com/B46wBlKeVu
何故なんでしょうね・・・本人が結果を出す事でしか解決する道はないのですが、見ている方も辛くなってきます。
直後にドジャースは前田健太投手をマウンドに送ります。
1人打ち取るごとに大きく吠えるマエケン。チームを鼓舞するような熱い姿勢で球場のムードを再び盛り上げ、三者三振に抑える素晴らしい投球を見せました。
ナショナルズは7、8回をレイニー投手とコービン投手の2人で無失点。ここは非常にハラハラするところでしたが、お見事でした!
特にコービン投手は前回の大炎上の雪辱を果たす、気合の入った投球でした。
9回はクローザーのハドソン投手がきっちり抑えると、10回に大きなドラマが。
ドジャースは9回から登板したケリー投手が続投。
ケリー投手は9回こそいい投球だったものの、第3戦で乱調だったこともありやや疑問の残る起用でしたが、ナショナルズはこれに付け込みノーアウト満塁のチャンスを作ると、ここまで良いところ無しのケンドリック選手が勝ち越しグランドスラム!!!
This is Howie do it. #NLDS
— MLB (@MLB) 2019年10月10日
(MLB x @BankofAmerica) pic.twitter.com/K1ed3QVFdV
最後に大仕事をやってのけました!!
これでナショナルズはディビジョンシリーズを突破、次は悲願のリーグ優勝をかけてカージナルスと対戦します。
今日も最後はブルペンでスタンバイしていたシャーザー投手と、ストラスバーグ投手、コービン投手の強力な先発三本柱をリリーフ起用もしながらフル回転させましたが、この特攻起用が一体どこまで持つのかがカギになりそうです。
何はともあれディビジョンシリーズ突破おめでとう!
Clinch. Celebrate. Get ready to play another series. pic.twitter.com/zq4iZlbo6e
— MLB (@MLB) 2019年10月10日
反対にドジャースは7年連続で地区優勝を果たしながら、今シーズンもワールドシリーズ制覇の夢は絶たれました。
3連覇しながら日本一になれなかったカープなんてまだ良い方ですね。ましてドジャースはメジャートップクラスの資金力で巨大戦力を擁し、毎年ワールドシリーズ制覇以外は失敗という取り組み方をしているので、7年連続での失敗というのはファンの悔しい思いも尚更のことでしょう。
熱戦の続いたディビジョンシリーズも残すはア・リーグの1枠のみとなりました。
ワールドシリーズ制覇の筆頭候補アストロズが勝つか、レイズが番狂わせを起こすか。こちらも楽しみですね。
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