先日、今オフのFA権を行使しないことを決めた菊池涼介選手。
そのとき、ポスティングについてはこれから話し合うとの事でなにやら含みを持たせた感じでしたが、結論はポスティングでのメジャー挑戦となりました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191108-00000083-dal-base
果たして獲得に名乗りを上げる球団がどのくらいあるのかは現時点では分かりませんが、二塁手専門と考えるとスタメン出場がある程度確約されるようなところになるのかな、と思っています。
年齢的に再建中のチームが獲得するとは考えにくいので、日本人獲得に積極的で、ポストシーズンも見据えつつペイロールを抑えたい、かつ二塁手に空きがあるところが手を挙げそうですね。もしくはマリナーズ。(笑)
もしもポスティングが不調に終わった場合は、カープは残留を認めるとのこと。つまりやっぱりあと1ヶ月ほどは、来シーズンの編成はまだ分からないということになります。
個人的にはメジャーで活躍する菊池選手を観たいと思っており、出場機会さえそれなりに与えられれば充分に活躍出来るのではないかな、と予想しています。
マツダスタジアムで鍛えられた超一流のセカンド守備はもちろんのこと、パンチ力のある打撃と恵まれたスピードもメジャーで通用するはず。
今行われているプレミア12でも素晴らしい活躍をしていますが、国際大会や重要な場面でも高いパフォーマンスを発揮するメンタルの強さは、メジャーに行っても大いにプラスに働くことでしょう。
惜しむべきは、今シーズンまで5年連続のリーグ最多を記録した犠打の見せ場が激減するであろう点。その分、ホームランをかっ飛ばしてくれることに期待しましょう。
問題は肉体的にピークを過ぎていると考えられるところで、来シーズン開幕前には30歳を迎えることもあり、菊池選手の夢の実現は今のタイミングがギリギリといったところです。
2011年の入団、翌年の一軍デビュー以来、走攻守全てでカープに大きな貢献をし、勝利を齎してくれた功労者である菊池選手。
彼の成長に伴って、カープも弱小から中位争いが出来るようになり、そして三連覇を果たすような強者になり変わりました。
打って守って走って、すべてに驚きを提供してくれた菊池選手。まだお別れじゃないです。けど、夢が実現することを祈っています。