カープファンの皆様、プロ野球ファンの皆様、あけましておめでとうございます。
遅すぎたご挨拶、失礼いたしました。
光陰矢の如し、はや1ヶ月以上もここを放置し、その間に年は変わって令和元年から令和2年に。
令和元年、短かったですね。事実、丸一年ではなかったので当たり前ですけど。
令和元年の特別感も、令和2年になってからは随分と薄れました。令和元年、おぉ・・・。令和2年、あっ、そう・・・。くらいな感じ。
今年は東京オリンピックも開催されます。
プロ野球に侍ジャパンに、熱い一年がスタートしました。
しかし冬の間に私の頭の中も完全に野球オフモードが定着してしまい、これから徐々に自主トレを経て気持ちの切り替えを試みていかなければなりません。
広島に住んでいないので、カープ情報がテレビを見ているだけで流れてくる、という環境がこういうときに羨ましくなりますね・・・。
2020年、カープはどう戦いに臨むのか?
そうですね・・・。
分かりませんね・・・。(笑)
佐々岡新監督が就任し、FA権のある選手たちが全員残留という、おそらくオフになる前には誰一人として予想していなかったであろう結果となりました。
こうなると、2020年シーズンも昨シーズンと同じ顔ぶれで戦っていくのが基本線になりそうですが、それで4位に終わっていますから、ちょっと心配ではあります。
新シーズンのキーマンは?
これは見方により色んな候補が挙げられると思いますが。
私は・・・田中広輔選手を推します。
昨シーズン、負傷もあって信じられない程の大不振に陥ってしまった田中選手。
何度か書いていますが、私の思うカープ三連覇の攻撃面での立役者ナンバーワンです。
裏を返せば、田中選手が18年シーズンまでの活躍が出来なかったからこそ、昨シーズンのカープ打線の攻撃力低下を招いたとも言えます。
ショートのレギュラーを争う小園選手が台頭しましたが、昨シーズンの成績は高卒ルーキーとしては素晴らしかったものの、それがカープのレギュラーに物足りるものだったかどうかとはまた別問題。
田中選手には新たに迎える今シーズン、また素晴らしいパフォーマンスを取り戻して、小園選手がレギュラーを奪うには、走攻守全てで俺を上回れ!と言わんばかりに復活してほしいと思います。
間違いなく、それはカープのチーム力向上に大きな影響を及ぼすはずですから。
とは言うものの心配なのは・・・。
やはり右膝の手術明け(半月板部分切除)という点。
そもそもショートというポジションは長年にわたって務めることが難しく、加齢と共にスピードが落ちて守備範囲が狭まった結果、キャリア後半に差し掛かるとサードやファースト、外野へコンバートされる事が珍しくありません。
奇しくもカープのショートの前任者、梵選手は同じく膝の故障が原因となり33歳で迎えたシーズンにサードにコンバートされ、その前の野村元監督も、やはり30歳を超えた頃に故障が増え始めた結果サードやセカンド、更に後にはファーストへとポジションを転々としていきました。
今シーズンには31歳となる田中選手ですが、果たして膝の具合が守備のパフォーマンスにどの程度影響してくるのでしょうか。
しかしながら手術自体をシーズン中の復帰に見切りをつけて8月に受けたのは良かったですし、リハビリも順調に仕上げの段階に来ているようですから、春季キャンプでは万全な状態でチームに戻ってきてくれることを期待しています。
さらに新選手会長として。
加えてご存知のとおり、田中選手は今シーズンからカープの選手会長を務めることになりました。
自身がキャリアの壁にぶつかり、それを乗り越えようとしている過程の中での今回の就任は、精神的になかなか大きな負担になりそうですが、そんなタフな状況こそ田中選手は大きな力を発揮してくれそうな気がしています。
最終的に推薦したのは前任者の頼れる兄貴分・會澤選手だそうですが、なるほど流石に着眼点が違う。周りのサポートも必ずあるでしょうから、これでカープというチームの一体感を強化できれば素晴らしいことです。
悔しさを復活の糧に。
昨シーズン、高卒ルーキーにレギュラーの座を明け渡してしまった恰好になってしまったことは、田中選手本人が何より一番悔しい思いをしているはず。
このままで終わるわけがありません。
またリーグナンバーワンの1番打者として、カープ打線を大いに引っ張ってくれるに違いないと思っています。
頑張れ!田中広輔!!!