昨日までの10連勝で首位奪取!!
この勢いそのままに、阪神を抑えて一気に・・・とは、行きませんでしたねぇ。
今日は非常に見ててしょーもないというか、そんな感想しか出てこない試合でした。
10連勝した浮ついた気持ちが吹っ飛んでしまうほどの興醒め。
得点力が低いのはこの編成で点取れって方が無理な話なので仕方ありません。
今シーズンのカープは一貫して投手陣を中心とした守りで勝ってきたので、その守りに綻びが出ると勝ちは遠のきます。
まずは3回。
小園選手と野間選手で取った逆転の2点を、この2人がエラーで吐き出してしまいました。
小園選手は何でもないゴロのバウンドが変わったところを捕球できず。
小園選手はこういう咄嗟のところでの勘というか、そういうものが決定的に欠けているなぁとずっと感じています。これはもう練習でどうこうなるものでも無いんでしょうね。矢野選手なら何事もなく収めていたところでしょう。
同点打のスタンディングトリプルはお見事でした。正直、ショートというポジションを務めるのは厳しい気がするのでコンバートして打撃を磨いた方がいいのではないかと、そう見えます。
野間選手は・・・。
しばしば平凡なフライを危なっかしいハンドリングで収めているのを見てハラハラしていたのが、最悪のタイミングで最悪のプレー。
今シーズンはいいところで打ってはいますが、盗塁は失敗の方が多くホームランに至っては昨年から未だゼロ。正直コーナーの外野手としては物足りません。ただ、そこに取って代わる人材がいないというのがカープの選手層の薄さを物語っています。
試合を決定づけたのは6回、2イニング目を任されたケムナ投手。
スタミナが切れてきていたのか、ピンチを招き制球がどんどん悪くなっていきました。残念でしたねー。
一旦点差が開いてしまうと、カープには跳ね返すほどの攻撃力がありません。たとえ劣勢でもいかに接戦の状況を作り続けるか。今日はここで試合が終わりました。
気の毒ですが、勝つには投手陣みんなが頑張るほか無いんですよね。
今日のカープは勝ちパターンの投手を休ませることが出来ました。明日の展開によっては有利に働きます。
森下投手が先発することで打線も強化されるので、きっと会心の勝利で首位再奪取を決めてくれることでしょう。
そういえば菊池選手はずっと試合に出てませんね。枠が無駄になってんじゃないでしょうか?
マクブルーム選手はいつまで二軍でのんびりしてるのだろう?
西川選手は練習に復帰したようですが、再びフルメンバーを組めるのはいつの日か。
もし優勝を狙うのだとすれば、昨日まで10連勝して首位に一度は立ったものの、ここがようやく本当の戦いのスタート地点ということになります。
思えば優勝とは大変なものです。
三連覇時代はあんなに簡単に優勝できたのに、と思っちゃいますね。