先週6戦は4勝2敗で終えることができました。
この6連戦でもまた、今シーズンのカープの強みである先発投手の充実ぶりが際立っています。
いずれの試合でも先発投手が役割を果たしていますが、客観的に見て最も悪かったものが5/4の巨人戦、九里投手が5回1/3を3失点というもの。
残り5戦は最低でも7回を投げ切り、いずれもしっかりと試合を作っています。
デビュー戦で鮮烈な印象を残したアンダーソン投手がもともと充実していた先発ローテーションに割って入り、また一段とレベルアップしました。
これにより、実績組の大瀬良投手・森下投手・九里投手・床田投手の強固な四本柱を据えて残る2枠をアンダーソン投手・遠藤投手・玉村投手を中心に争う形が出来上がりました。
誰か1人が故障しても著しくクオリティが落ちるということも防げそうで、遠藤投手や玉村投手にはまだまだ伸び代も期待できます。贅沢ですね〜。
この安定感のある先発陣と、パワーにこそ欠けるものの、繋がりを武器に高い得点力を見せている打線が今の好成績を生み出しています。
打線については、最重要位置である一番・四番のうち、まず四番をマクブルーム選手で固定出来ていることが大きいですね。マクブルーム選手は対戦も一巡して、これから更に良くなっていくと思いますよ。
一番も堂林選手という解が導き出されつつある・・・そうであってくれ!(笑)
堂林選手には、かつての緒方さんのようなトップバッターになってくれないかなあ〜と期待しています。
ここに、現状では不安定で弱点となっているリリーフ陣が整備されてくれば、カープ式スモールベースボールのトータルパッケージが完成します。おそらく。
リリーフ陣といってもクローザーは不動ですので、7・8回を任せる2枚・・・いや、先発投手が7回まで投げてくれることが多いので1枚でもいい!誰か、助っ人でも若手でも実績組でもいいのでここに安定感が出てくれれば!
私はまだ、過酷なブルペンの精神的支えとなれるキャリアを持つ中崎投手に対して希望を捨てていないので、カムバックを待っています・・・。
深刻な課題は今のところその一点に尽きますが(細かいところは他にも色々あるにせよ)、あとはやたら偏りの出ている対戦カード別の勝敗も何とかして欲しいですね。
特に上位を争うには、ヤクルトとの対戦で分が悪いというのは恰好がつきません。今週後半はホームでの3連戦、絶対に!最低でも勝ち越しで、お願いします!
その前に、阪神が不気味ですが。