不思議なものですね。
物事には勝負所、というものがあると云われます。
目下CS進出を争っているカープにとって、8月最後のカード、対阪神3連戦は大きなヤマ場でした。
そしてここで痛恨のスイープを喰らってしまったところで、徳俵を一度は割ってしまったか、という絶望的な状況に陥りました。
続くカードは中日を3タテして再び勢いに乗るDeNA、ここで事実上のとどめを刺されるだろうか・・・というところからのビックリ3試合連続完封!で、再び勝負の土俵へとカムバック。
何が起こるやら、最後の最後まで分からない。だから面白い。
そして舞台はバンテリンドームへ、対中日とのカード初戦は苦手としている柳投手。
これまた何が起こるか分からない面白いところで、初回から得点の雰囲気を漂わせると今日は簡単に攻略してしまってカープファンもビックリの4回途中KO。
堂林選手の1番起用が当たりでしたが、相性以上に調子が良さそうですね。そして秋山選手にホームランが出たことも、これから最後のスパートに向けて心強い材料です。
一方でカープ先発は九里投手。ここにきてローテ再編です。
対DeNAのカードでは今季決してチームを引っ張ってきたとは言えない3投手が見事に結果を残したことが刺激になったのか、それに続いて締まった投球を見せてくれました。
先制して以降は追加点のチャンスを逃し続けてソワソワしましたが、今日も投手陣が奮起。何度かのしびれるピンチを切り抜けて、大事な大事なリードを守り切りました。
ここから大切なことは至極単純明快、『勝ち続けること』です。それしかありません。
ローテ再編だろうが谷間だろうが関係なし。
最終盤で、今シーズンのカープの戦い方である『先発投手の実力で勝つ』という形が立て続けに生まれているのは素晴らしい。
我々ファンは信じて応援あるのみ!です。
あ!コロナ感染だけは勘弁ですよ!!