昨日の試合が終わったときには、もしかして今シーズンの交流戦は勝てないのではないかという疑念がふと湧いてきました。
全18試合もあるのですから、理屈としては可能性はあっても現実的には起こりそうもないことです。
それでも交流戦への苦手意識、そして昨日の試合の手も足も出なかった完敗から、そんな思いが頭をよぎりました。
『コロンブスのたまご』や『生みの苦しみ』と似たようなことだと思いますが、何でも1回目、最初が一番大変です。
今日こそ勝つと信じて応援していたものの、最後の最後まで緊張した末の勝利でした。この1勝、本当に嬉しい。
特に、前回の登板で悔しい、とても悔しい思いをした遠藤投手が役割を果たしたことが実に嬉しく、ここからまた飛躍への期待が膨らみました。
こうやって選手は成長していくのだなあという場面を、私たちは見ているのです。
打線も今日は昨日の借りを返すしぶとさを見せてくれました。
特にマクブルーム選手はいいですね。今の水準でも充分に素晴らしい成績ですが、きっとここから更に良くなってくると思います。
とにかく嬉しい、今シーズンの交流戦初勝利でした。今日はカープと遠藤投手に付された勝利という結果に尽きます。
しかし、大事なのは明日。最初のカードで勝ち越しを決めて、苦手意識を遠くに追いやってほしいです。きっと今のチームならできるはず。