カード勝ち越しならず!
今日は負けるべくして負けた、というある種の納得感がありました。納得してどうするんだよって?(笑)
今年のカープの強みは、何と言っても先発陣。
ローテーションの顔ぶれは大きく変わることなく、そして全員が高い水準で安定した結果を残しています。
その先発が崩れれば、序盤てあろうとも勝てそうな雰囲気が雲散霧消してしまいます。
今日はまさにそんな試合でした。
九里投手は今シーズンいいのやら悪いのやら、ちょっと測りかねています。
三振はまずまず取っていますが、イニングの半分ほどの四死球数が気になります。内容も、ゾーンで勝負するのがこだわりのはずなのに、反対のことをしているような。
今日も四球絡みで崩れてしまいました。おまけに追いついた後だったので、せっかく主導権を奪いかけたのに残念でした。
一方で、打線は12安打を放ちました。
しかし集中打とはならずに3得点。ヒットは出ても打線が繋がらなければ大量点は取れないのは当然ですが、しかしそう簡単に行くのなら苦労しません。
今のカープの編成を考えれば、1試合の失点は2〜3点に抑えて、打線があの手この手で何とかしてそれを上回る得点を挙げて勝つ、というのがパターンかと思います。
クローザー以外のリリーフ陣は未だ安定していませんので、先発陣にかかる責任は重い。が、その重い責任、大変な役割を果たすだけの実力者、ポテンシャルの高い若手が揃っています。
勝つためには、強みである先発陣がまず高い水準で役割を果たす。今日のようなことでは、カープは勝てないんです。
次回はもちろん圧倒的な投球を見せてくれるでしょう、それがカープの誇る先発投手というものです。頼むぞ九里投手!