baseballlll’s blog~カープとMLB。

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6/12 広0-11西 締め括りに相応しい惨敗。

今日は期待せず見てましたが、思ったよりも失点が多かったという程度で打線は平常運転。

せっかく初回1番が幸先よくヒットでも、低調な3番を前に送りバントではまともなレベルの相手なら得点など望み薄。これはプロ野球なんです。

結局、2022年カープの交流戦を総括したような綺麗な惨敗でございました。お疲れ様でした。

 

今年の交流戦、臨む前の威勢の良さはどこへやら。真剣味を感じる対策が何もないまま18試合ずっと変わらない課題に追われ、しかもそれに向き合うことなく逃げ続けて負けを重ねた印象しかありません。

 

『鬼門』『交流戦が苦手』というと、さも勝てるだけの実力や準備を持ち合わせて臨んだのにどうも上手くいかない、という風に聞こえます。

実際はどうでしょうか。

『やっぱり交流戦は苦手だな』と感じたカープファンは、少なくとも全ての試合を見てきた人ならほとんどそう思った人はいないはずです。

単純に『弱い』、特に弱点が露呈したときには何も出来ない運任せの試合が続く。

 

昨日は残念な負けだった、今日は何とかしてほしい・・・そう思って見てみても、ゲームが始まる前からもう、同じ失敗が見えている。

打線が弱いのはどう見ても明らか。では、一番大事な1〜4番に力を集中させるのがセオリーではないのか?

貧弱なカープ打線の中で、この交流戦最も得点貢献の高かったのは坂倉選手でした。なのに、彼はずっと5番という大して重要度の高くない打順で固定されていたのです。チーム方針からほとんどキャッチャーに就かなかったのにも関わらず。

こんなことでは西川選手が不在だからどうとか、全く関係ないでしょう。せっかく充実した先発ローテーションがありながら、そして野手も守りの方ではいい結果が出ていながら、全てを台無しにする攻撃の無策、無思考。

 

リーグ戦再開後もまた、運任せのような試合が続くことでしょう。

そしてシーズンが進むにつれて疲労も出てくる先発陣が打ち込まれる割合も徐々に増え、全く勝てなくなってゆく・・・もう後がないのに、吹っ切れる、思い切るということが全然できない首脳陣を見ていると、責任者ってのは大変だなあとつくづく同情します。よく言うじゃないですか、『貧すれば鈍する』と。まさにそんな状況でしょうね。

 

佐々岡監督は『もう切り替えるしかない』とコメントしました。

もちろん、それだけしかないとは思っていないはずですし、なんらかの手立ては打つと思います。

 

何もしなければ?

この交流戦、ほとんど何もしなかったけど?

 

まさかね。

そんなことは、ないでしょう。

 

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