先日、二軍の選手とスタッフのほとんど全員が新型コロナ陽性となり、さらに本日までにマクブルーム選手、ターリー投手、堂林選手も陽性反応により離脱。
まさに非常事態の中、今シーズン最も大きなエネルギーを今日、見ました。
序盤からアンダーソン投手の真っ直ぐを狙い打ちして連打を浴びせるタイガース打線。アンダーソン投手は走者を背負うと制球が安定せずに失点を重ねましたが、それでもなんとか持ち直して2点差を拡げなかったのは先発としての責任感ゆえでしょう。頼れる男です。
試合をひっくり返した7回。
タイガース先発の西投手は77球で交代しました。球数だけを見ると早いと思えますが、これはタイガースがブルペンに絶対の自信を持っていることの裏付けであり、勝つためにチームの強みを最大限活かす作戦です。
つまりこの継投策を採った時点で、交代した西投手を打てていなかったとは言え、むしろカープの逆転勝利は遠のいたものと思えました。私には。
しかし、ここから打線が執念とド根性を見せます。
よくぞ、よくぞあそこからひっくり返した!感動した!!
困難こそ、チームを強くする。今日の勝利をきっかけにして、シーズンを終えた時にそう振り返れることができれば素晴らしい。
まだだ、まだ終わらんよ!