8回オモテ、3連打で追い上げの1点。
とうとうカープ打線にも火がつきかけたか、ここから一気呵成に逆転!という結果も見えてきたところで昨日からポイントゲッターとして振れている小園選手にまさかまさかの送りバント!!
続く菊池選手と秋山選手が今、一体どれほど信用できるのか?という状態で3アウトのうち可能性のありそうな1つを相手に献上するという相当リスキーなギャンブルに走ったカープベンチ。
その行方は・・・期待薄の通りとなってしまいました。
今日は長打ゼロ、四球獲得もゼロ。
出塁が少なく、且つ非力な打線ではどうしても一か八かのギャンブル的な作戦に出ざるを得なくなります。現代野球においてこれで勝てっていうのはなかなか難しい。
末包選手が非力さをカバーしてくれるかと期待していますが、今のところは昨シーズン並みという様子ですね。デビッドソン選手と下位で並べることが出来れば多少の怖さも出てきそうなものですが。
3番固定の秋山選手が低調から抜け出せていないことで余計に打線の核の無さが目立っているこの状況、本当になんで10連勝も出来たんだろうかと・・・。
大瀬良投手はまずまず粘って及第点の投球を見せたものの、結局は首位阪神に対してこのカード1勝も挙げられず。実力差というものをハッキリと認識させられました。
ここまではいいとして、次のカードから揺り戻しの大型連敗が始まる可能性も充分にあるでしょう。
今は課題の野手育成も出来ていないので非常に微妙なバランスの上にあります。
チーム状況が落ちてきたら、投手運用は今よりも更に余裕を持たせて目先の勝ちに走らないことも選択肢に入ってくるのではないかと。
もし優勝を目指すなら、残り50試合で貯金10ほどを作る必要がありますからね。結構しんどいんじゃないかと思います。